「○○年に一度の大雨」の計算方法とは?気象庁は観測結果をもとに、各地点について「〇〇年に一度の降水量」を算出し、発表しています。 ある期間内に1回起こると考えられる降水量のことを確率降水量といいます。気象庁の解説ページでは、確率降水量の推定方法が解説されていますので、これに基づいて「〇〇年に一度の大雨」の値を計算してみたいと思います。 大まかには次のような流れになっています。 年最大日降水量のヒストグラムを作成する分布関数を当てはめる分布関数の当てはまり具合を確認する当てはめた分布関数から確率降水量を算出する今回は、上記2. の「分布関数を当てはめる」を実際にやってみましょう! 当てはめる分布関数気象庁の解説ページにあるように、当てはめに用いられる分布関数は次の5種類です。 グンベル分布一般化極値 (GEV) 分布平方根指数型最大値分布対数ピアソンⅢ型分布対数正規分布気象庁では、まず、1か
