短期開発においては、見積もりと進捗管理が重要であることが分かった。 開発を始めるに当たって、ソフトウェアの基本機能しか理解していなかったり、設計・実装・テストといった大まかな作業しか想定していないのでは、正確な見積もりも、的確な進捗管理もできない。開発プロジェクトを構成するさまざまな構成要素を洗い出し、プロジェクトの詳細な『設計図』を描き出す必要がある。 ここでは、高度なプロジェクト管理を行うための道具として広く使われている、WBS (Work Breakdown Structure) を紹介する。 WBS (Work Breakdown Structure) とは WBS (Work Breakdown Structure) とは、プロジェクトを細分化して、その構成要素をツリー形式の階層構造として整理したものである [1] [2] [3] 。 プロジェクトを細分化したツリー プロジェクト
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