スイス南部ディアブルレの山中にある氷河から発見された、75年前に行方不明となった夫婦のミイラ化した遺体の遺留品である靴(2017年7月19日提供)。(c)AFP/POLICE CANTONALE VALAISANNE 【7月19日 AFP】スイスのアルプス(Alps)山脈で、解けて後退した氷河から発見された男女の遺体について、スイスの警察当局は19日、DNA検査により2人が75年前に行方不明となった夫婦であると特定したと発表した。 同国バレー(Valais)州の警察当局は声明を発表し、2人が1942年8月15日に行方不明となった夫マルセリン・デュムラン(Marcelin Dumoulin)さんと、その妻フランシーヌ・デュムラン(Francine Dumoulin)さんであると正式に確認されたと明かした。 2人は行方不明となった日の朝、家畜のウシたちの様子を見るため自宅から隣のベルン(Ber