神奈川県の海上自衛隊厚木航空基地に所属する50代の自衛官が、5人の上司に対して、暴言などのパワーハラスメントを繰り返したとして、懲戒免職処分になりました。 懲戒免職になったのは、海上自衛隊厚木航空基地の厚木航空基地隊に所属する50代の2等海曹です。 海上自衛隊によりますと、2等海曹はおととしからことしにかけて、職場の上司、合わせて5人に対し、「黙ってろ」とか「ばかじゃないの」といった暴言を繰り返したり、病歴をからかうような発言をしたりしたということです。 被害を受けた上司のうち4人が精神疾患を発症し、このうち1人は配置転換を余儀なくされたということです。 2等海曹はこのほか、職場のパソコンのデータをわざと削除するなど不適切な行為を行ったということで、海上自衛隊は15日に懲戒免職処分にしました。 海上自衛隊厚木航空基地 厚木航空基地隊司令の袴田重征1等海佐は「重く受け止め、再発防止を図るとと
