この記事のタグ: タイ / トッケイ 6月22日、タイランドはラヨーン県の日系企業倉庫内で爬虫類の卵が大量に産み付けられたダンボール箱が見つかった。 箱の側面に張り付いた卵の殻は100個以上とも言われ、日本人従業員はもちろん、現地人も驚きの声を上げている。 殻の大きさや形状から、この卵の産みの親は「トッケイ(Gekko gecko)」という大型のヤモリであると見られている。バンコクで捕獲されたトッケイ(トッケイヤモリとも)。トッケイという名は独特の鳴き声が「トッケイ(tokay)!」と聞こえることに由来。東南アジアに広く分布する。 トッケイは普通、一度に2,3個の卵しか産まないため、同一あるいは複数の個体がこの場所で繰り返し産卵を行ったものと考えられる。 トッケイは飼い猫のように特定の排泄場所を決めるなど、几帳面な性質と習性を持つ。 ボール箱の裏を「保育園」と決め込んだのもこの習性ゆえか、