海上での発電、というと風力発電のイメージが強いかもしれませんが、海には、他にも発電に利用できるエネルギー源が存在しています。 そのうちのひとつが、風によって引き起こされる「波」の力です。 波の力を利用する「波力発電」は、世界的に研究が続けられています。 特に日本の地形に合う方法と期待されていて、実用化に向かっています。 波力発電とは海上を吹く風によって海面が上下する、これが「波」の姿です。 波が引き起こす海水の上下運動で生まれるエネルギーを動力にして発電器を動かし、電力に変換するのが波力発電の原理です。 波力発電の仕組み強風の日は、海上で大きな波やうねりが発生します。波は数十センチといった高さでも、大人が足を取られるほどのエネルギーを持っています。 水、とりわけ密度の高い海水が上下する、この膨大なエネルギーを発電に使うための仕組みは、いくつかのタイプがあります。 主には以下のようなものです
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