インターネット上で大きな話題となり、多数のメディアで紹介されるなどしたプロダクトデザイン学科4年鈴木完吾さんの卒業制作作品「書き時計」(正式作品名:plock[プロック])を、2 月 23 日~28 日に東京都美術館で開催する「東北芸術工科大学卒業・修了展 東京展」で、再展示いたします。 2015年の 4~8 月までの構想・研究期間を経て、10 月からの制作期間(実質 4 ヶ月)をかけた本作品は、鈴木さんが「人間がやったら単純なことでも機械がやったら大変なことを、機械にさせたらどうなるか」を卒業制作の研究テーマに、アナログ時計とからくり人形の原理を紐解き、鈴木さん独自が考えて設計した 407 個のパーツで構成されたものです。現在は未完成で、今後も研究を継続していく予定ですが、機械にたよらず木製の板から糸のこぎりで切り出した器用さと、研究への熱