中国当局は、北京のIT企業が、米アップルの端末同士でデータを直接共有できる機能「エアドロップ」の暗号を解読したと発表した/Aly Song/Reuters 香港(CNN) 中国政府の司法部は8日、北京のIT企業がこのほど、近くにある米アップルの端末同士でデータを直接共有できる機能「エアドロップ」の暗号を解読し、データの送信者を特定することに成功したと発表した。 警察は同企業の協力によって、北京市内の地下鉄でこの機能を使い、通行人に「不適切な情報」を送ったグループを突き止めた。送信者らの電話番号とメールアドレスが判明し、複数の容疑者が特定されたという。送信された情報の詳細は明らかでない。 司法部は声明で、同企業が追跡を可能にしたことで、「不適切な言葉や悪影響のさらなる拡散を阻止」することができたと述べている。 中国の都市部では、地下鉄やバスでの通学・通勤中にエアドロップで迷惑なメッセージを送
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