100年前、ギリシャとトルコの戦火に巻き込まれたエーゲ海沿岸の町から住民たちを救出したとされる、日本の商船の功績をたたえようと、23日、ギリシャの首都アテネで記念の催しが開かれました。 第1次世界大戦後の1922年9月、日本の商船「東慶丸」は、ギリシャとトルコの戦争に巻き込まれたエーゲ海沿岸の港町から、住民数百人を救出したとされています。 こうした功績をたたえようと、救出からことしで100年となるのに合わせて、ギリシャの日本大使館や地元の美術館が、23日、アテネで記念の催しを開き、およそ250人が参加しました。 はじめに日本大使館の中山泰則大使があいさつし「日本船の英雄的な行為に対して感謝の気持ちを伝えたいという人々と出会い、大使としてこの出来事を広く知らしめていくという使命を感じている」と述べ、功績をたたえました。 またギリシャのメンドーニ文化・スポーツ相は「遠く離れた国から危険を冒して
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