試験の採点やレポートのチェックに追われていたきょータソ。やっと、だいたいの仕事を片づけて一段落出来るようになったみたいだ(といってもまだやならきゃいけないことはあるらしい)。 あまりの疲労に、きょータソはおおよそ19時間、1回も眠りから覚めることなく寝ていた。そして時差ぼけをしていた。それでも疲れはまだ取れていないと言っていて、よっぽど疲れていたんだなと思うと、私までつらくなってきて泣きたくなった。 「大変でしたね。お疲れさまでございました。」と言いながら、きょータソの手を握って軽く揺らした。その手を握り返してきたきょータソ。 シャッキーン!グサッ! きょータソの爪は伸びきっていた。女子力が高まっていたという表現はおかしいかもしれないけれど、女の子みたいな爪とは違う、何かが変な爪になっていた。私はきょータソの爪にさされて思わず「え!」と声をあげてしまった。 きょータソは「お腹がすいた」と言
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