2016年8月9日のブックマーク (1件)

  • 異形の王権 - アンサイクロペディア

    異形の王権(いぎょうのおうけん)とは、所謂「建武の新政」と呼ばれる、14世紀の中ごろにおける後醍醐天皇が主導した政権を表す呼称である。この呼称は網野善彦が使い始め、その言い得て妙な表現が学会に広く受容されて浸透し、定着するに至った。 概要[編集] 網野は何をもって後醍醐天皇政権を「異形」と定義したのか、その根拠は、後醍醐天皇の政権の人事構成、政権の中枢にある面子にある。後醍醐帝はまつりごとを幕府、つまり武家から奪還することを意図し、幕府に反抗的な公家、寺社、新興の武士達を糾合して倒幕活動を行い、呼応した新田義貞が1333年、鎌倉に攻め入って幕府を滅ぼすことでこれを成就させた。 この時倒幕活動に貢献した面々を後醍醐は登用し、新政に参画させた。しかし、その面子は玉石混交であり、出自も地位も異なる様々な身分の人々が新政に参画することとなった。その中には、ブローカーや死の商人のようなな者もいた。さ

    yamaidare
    yamaidare 2016/08/09