歯周病の主な原因は歯に付着するプラーク(細菌の塊:バイオフィルム;昔は「歯垢」と言われていた)です。このプラークを毎日取り除かないと、細菌の量が増えて歯周病は進行します。 厚労省の実態調査(平成28年)によると30代以上の3人に2人が歯周病です。気づくことなく10年以上かけて、ゆっくりと進んでいるのが歯周病の特徴ですので、歯周病にならないようにするには少なくとも10代後半~20代からの確実なプラークコントロールが必要ということになりますね。歯ブラシなどでブラッシングしてプラークを除去する習慣を、少なくとも永久歯が生えた頃からしっかりと定着できていないと、歯周病になってしまうと考えておきましょう。 痛みや違和感を感じなくても予防目的に歯科医院に通うメリットは大きいです。まず、虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため、治療にかかる時間とお金が節約できますし、痛み等の負担も軽減できます。ま