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2009と国道128号に関するyamaigaのブックマーク (3)

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 国道128号旧道 向台隧道

    “隧道レポ”という割にちょっとした廃道探索もあった前回の更新分「浜隧道(仮)」とは違い、今度のレポートはより端的に廃隧道である。 時系列順では、「おせんころがし」の後で、「浜隧道(仮)」の前になっている。 →【周辺図】 「向台隧道」(むこうだい-)は、勝浦市鵜原の国道128号上にある。 右図参照の通り昭和27年以前からあって、定番『道路トンネル大鑑』には昭和34年竣功として記録されている。 だが実は明治36年版にも描かれているので、明治隧道である。 そしてそれを裏付ける資料として、大正12年に夷隅郡役所が出した『千葉県夷隅郡誌』がある。 2009/3/19 11:28 《現在地》 向台隧道まであと200m地点。 見えてます! 峠の隧道というわけではないので“道中”は皆無で、あけすけな大口は市街地にひらけて少しも隠れようとするところがない。 それでもまだ、隣の線路に較べれば慎み深いと言うべき

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 国道128号旧道 浜隧道(仮)

    平成21年3月19日は終日、房総東海岸を縦貫する国道128号の旧道巡りに費やした。 鴨川を夜明けと共に出発し、どこまで行けるかは敢えて問わずにひたすらに東進。 夕暮れまでに、いすみ市大原へとチャリを進めることが出来た。その後は外房線を輪行してこの日の探索を終えたのだった。 もちろん「旧道巡り」であるから、少しは準備がある。 事前に入手した明治末の5万分の1地形図を元に、最新の2万5千図に現国道と異なるラインを赤ペンで書き込み、それをプリントアウトしたものを頼りに旧道を巡り“走る”のだ。 ただ、基的にこの方法だと地図に現れないほど小さなルート変更以外の見落としは無いが、レポートとしては映えない市街地の旧道にも多くの時間を割くことになる。 よって、ネタ収集という意味では決して効率的ではない方法だが、それでも私はこの手のロングスケールな旧道巡りが大好きである。 ピンポイントの探索では味わえない

  • 道路レポート 国道128号旧道 おせんころがし

    残念ながら、外房の海岸沿いを周遊する最初の車道がいつ開通したのかという記録にはお目にかかれていないが、おおむね明治10年代には「房総東往還」が完成したようである。 その後は、道路の開発を鉄道が追いかける形をベースに推移するのであるが、明治43年に勝浦~鴨川間に乗合馬車が運行されたという記録は重要なものであろう。 この時点では間違いなく「おせんころがし」を通過する車道が開通していたことになるからだ。 続いて、今回紹介する区間の歴代地形図を見ていこう。 上図は、ここを描いたものとしては最古の5万図である明治35年版である。 既に「府県道」のはっきりした線で、海岸沿いの道が描かれている。 そのルートは、西側の「小湊」から隧道を抜けて海岸線へ出て、郡境を越えて大沢へ、さらに浜行川(なめかわ)へと至るルートである。 『外房総大沢の生活と民俗』という資料によれば、「おせんころがし」は「大沢から行川に向

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