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nagajis氏に関するyamaigaのブックマーク (7)

  • イベントレポート 廃道ナイト!2010早春 オブローダー総決起集会!!

    【所在地(別ウィンドウ)】 2010年1月30日に東京有明にある東京カルチャーカルチャーにて、大規模なオブローダーの集い「廃道ナイト!2010早春オブローダー総決起集会!!」が行われた。 出演者は私ヨッキれん、nagajis氏(日の廃道)、ミリンダ細田氏(スペシャルゲスト)、シンスケ横山氏(司会進行)の4名。 探索者は118名(チケットSOLDOUT)の精鋭たちである。 今回は熱気に包まれたイベントの模様を、実業之日社の磯部氏撮影による写真を元にレポートする。 カップル達が寄り添う巨大な観覧車の元、煌々とネオンを灯し始めた“カルカルの門”。 この中で、廃を秘めた男たちが着々と準備を進めている。 また、一番乗りのお客さんは、午後4時半過ぎにはもう着いていた。 会場スタッフの手で描かれた、“道しるべ”。 2の道が分かれるように描かれているが、再び交わる事はあるのだろうか…。 その中に燦

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 釜トンネル

    釜(かま)トンネルは、日で最も良く知られたトンネルのひとつではないだろうか。 一度でも体験すると忘れがたいその姿から、“釜トン”の愛称で親しまれてきた。 釜トンは、長野県道24号上高地公園線上にあり、その起点である国道158号との中ノ湯交差点に面している。 この県道は、世界的山岳観光地である上高地へと至る唯一の自動車道であり、釜トンは開通以来、上高地への「門」として存在し続けてきた。 しかも、その門は大変に狭く、そして急勾配であり… 単純な門と言うより、上高地への進入を物理的に選別する「衛兵」といっても良いかも知れない…。それが、釜トンネルであった。 釜トンならではの狭隘と急勾配のために紡がれた逸話は、枚挙に暇がない。 それを語り始めれば、あっという間にスクロールバーが目一杯まで小さくなってしまうだろうが、敢えて皆様には多くの予備知識のない状態で、この釜トンネルを体験して貰いたいと思う。

  • 【山さ行がねが】廃線レポート 神岡軌道 猪谷~神岡間

    これを書いている時点での昨日、2008年7月4日まで、私は『日の廃道』での盟友nagajis氏と共に、飛騨の山中で連続4日間の廃道・廃線探索を行った。 そして、その中で最大の時間と労力をかけて解明を試みたのがこの「神岡軌道」であった。 神岡軌道は、大正初期から昭和40年代初頭にかけて、岐阜県北端に位置する神岡町から県境を越えて富山方面へと延びていた、軌間610mmの鉄道である。 その特殊な軌間が象徴するように、「神岡鉱山」の坑内軌道と連結する「鉱山鉄道」としての性格を濃くした路線であったが、交通不便な地域の足として利用されていた事も事実で、昭和24年以降は正式な地方鉄道として市販の「時刻表」にも記載されていた。 路線の廃止は母体鉱山の閉山を待つことなく、並行する国鉄の延伸に追い立てられるように行われたことに特徴がある。 まず、国鉄飛越線(現在の高山線)が富山側から猪谷(いのたに)まで

  • 【山さ行がねが】道路レポート 国道158号旧道 沢渡~中ノ湯

    廃道の中の廃道。 皆様にとっての廃道とは、どんなイメージだろう。 草むした砂利道、苔の生えたアスファルト、ひび割れたコンクリート、消えかけた白線、色あせた道路標識、忘れられた路傍の石碑、照明の消えた真っ暗な隧道、落石に埋もれたガードレール、路面を奔る沢水、崩れ落ちた橋や路肩、草いきれのする藪、弱音、諦め、安堵とガッツポーズ… ここには、それら考えられる要素のほとんど全てのものがある! 廃道の中の廃道とは、決して険しいだけの廃道だとは思わない。 ここには、演出過剰なほどに分かりやすい、“廃道の真景”がある。 それゆえ、以前執筆させていただいた『廃道をゆく (イカロス・ムック) 』にも、巻頭企画としてこの道を紹介した。 この道を辿ることは、廃道の酸いも甘いも同時に体験することに他ならない。 同書にて一度紹介済みではあるが、とネットでは表現方法も異なることであるし、今回はより詳細なレポートを作

  • 【山さ行がねが】道路レポート 長野県道26号 奈川木祖線 奈川渡ダム~奈川

    【周辺地図(別ウィンドウ)】 このレポートは、「道路レポート 国道158号 水殿ダム~奈川渡ダム」の続編である。 nagajis氏とタッグを組んで梓川筋の隧道・旧道・廃道を手当たり次第に攻略する旅は、その重要な経由地である奈川渡ダムに到達後、少し寄り道をすることにした。 ターゲットは、奈川渡で国道158号より分岐して旧奈川村から木祖村方面へ繋がる県道26号「奈川木祖線」にある、4の隧道たちだ。 水殿ダムから奈川渡ダムまでの区間にも5の隧道があったが、ダムへのもう一つの接近路である県道26号にある隧道は4。 由来もダム工事に関する路線の付け替えということで前者と共通する。 なお、前回レポートの冒頭でも語ったとおり、私にとってこの一帯は、“トンネルではない「隧道」への目覚め”のエリアである。 特に我が家では、毎回この県道26号から梓川筋へ入っていた憶えがある。17.8年も前だから、当時

  • 【山さ行がねが】道路レポート 国道158号旧道 水殿ダム~奈川渡ダム

    右図は、安曇三ダムと通称される梓川に連なる3つのダムを中心とした、松市安曇地区(旧安曇村)のマップである。 3つのダムは、東京電力が昭和30年代以降に開発したもので、主に発電、次いで農業水利と洪水頂設に用いられている。 最も下流の稲核(いねこき)ダムから水殿ダムをへて奈川渡ダム、そしてその上流端である沢渡まで、水面高低差200mを付けながら、梓川には約15kmも湖が連続していることになる。 ダム有るところに、廃道あり。 このセオリーはこの場所でも生きている。 梓川の流に平行する国道158号はもちろん、奈川渡で南に分かれる県道26号、そして前川渡で分かれる県道84号のいずれにも、当然のように水没を喫した廃道が存在する。 おいおい紹介していくことにもなるだろう。 だが、私にとってこの国道158号の梓川筋は、単に廃道を巡って終わりという、行きずりの場所ではない。 日中の道の中でも、ここの現

  • 【山さ行がねが】道路レポート 割石の高崖みち

    2008/7/4 7:01 《現在地》 このレポートを書いている時点ではまだ最終回を迎えていない長編、廃線レポート「神岡軌道」の探索は、7月3日に始めたが一日で目的を達することが出来ず、日4日へとずれ込んだ。 3日は神岡の市街地(飛騨市神岡町)にある「道の駅かみおか」で夜を明かし、この日は朝から、前日の終了地点である東漆山へとチャリを漕いで向かった。 もちろん、前日から引き続き相棒nagajis氏がいる。 その途中、割石という地名のところで、トンデモナイ風景に遭遇してしまった。 国道41号を神岡市街から富山方向へ向かうと、はじめのうち高原川の左岸を、対岸に神岡鉱山の巨大施設や禿げ山を見ながら進むことになる。 そして、2kmの少し先で「吉ヶ原橋」という大きな橋で右岸に移ったかと思うと、また1km以内に「割石(われいし)橋」で左岸へ戻る。 この辺りが割石地区であるが、国道沿いに集落は無い。

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