yamajunsanのブックマーク (245)

  • ひかりTVはテレビ放送じゃない: 無指向な嗜好

  • NHKは公共放送か有料放送か - 池田信夫 blog

    ITproの続報に、NHK体の見解が出ている。ここで答えている土屋円氏(私の元同僚)が、20年前からハイビジョン・プロジェクトを進めてきた責任者である。彼が「NHKが筆頭株主となったのは,メッセージ表示機能が要因」と答えているように、B-CASの当初の目的は、BSアンテナを1軒ずつ探す手間を省き、BS受信料を払っていない視聴者のテレビに「いやがらせメッセージ」を出すことによって不払い者を「いぶり出す」ことだった。 しかし、このメッセージ表示は「あまねく日全国において受信できる」(放送法7条)という公共放送の原則と矛盾している。料金を払っていない人に見せない条件つきアクセスシステム(CAS)は世界中にあるが、それは民間企業の有料放送システムなのだ。この矛盾は規制改革会議にも指摘され、娯楽番組は有料放送に移行(民営化)すべきだと提案された。私も週刊東洋経済で同様の提案をした。このときNH

  • IPTVに何を期待するのか: 無指向な嗜好

  • B-CAS社の罪は「退場」では消えない - 池田信夫 blog

    B-CAS社の浦崎宏社長が、メディアに初めてカミングアウトし、「不要と言われれば退く覚悟はできている」と語った。さすがに危険が身に迫っていることを察知したのだろう。しかしB-CAS社は不要であるばかりはなく、違法なのだ。何の法的根拠もなく民間企業が電機メーカーを「審査」し、外資系メーカーを排除し、PCボードの製造を妨害し、おまけに出荷停止処分までやるのは、明白な独禁法違反である。 それはNHK経済部の記者として経済犯罪を取材した浦崎氏が、一番よく知っているはずだ。だから「B-CASが不要となった際,いつでも会社をたためる」という言葉も出てくるのだろうが、会社をたたむだけで違法行為は帳消しにはならない。これまで3000万台ものデジタルTVに違法なカードを義務づけることによって上げた数百億円の売り上げは、返還すべきだ。そして独禁法違反と判断されれば、課徴金や懲役刑も待っている。 さらに問題

  • 小寺信良の現象試考:アナログ停波までに片付けねばならない5つの課題 (1/3) - ITmedia +D LifeStyle

    去る7月25日、情報通信政策フォーラム(ICPF)の今年度第1回シンポジウムに出席した。議題は「2011年 地上デジタル移行は完了するのか」である。アナログ停波は2011年の7月24日だから、シンポジウム当日は、ちょうどあと3年というタイミングであったわけだ。 アナログ停波はすなわち、デジタル放送への完全移行を意味する。すでにヨーロッパではアナログ停波した国もいくつかあり、米国は来年2月に停波する予定だ。 個人的には、過去アナログ停波反対を訴えてきた経緯もあるわけだが、それはこれまでのアナログ放送に比べ、デジタル放送があまりにも不便になっているからである。その問題は今も解決していないのだが、このままアナログ停波を強行すればそれ以外の理由で、数多くの問題が発生することが分かった。 今回はすでに停波した国、そして米国での事情をにらみながら、日国内でアナログ停波までに片付けておくべき課題につい

    小寺信良の現象試考:アナログ停波までに片付けねばならない5つの課題 (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
  • <新連載>サッカーに学ぶ情報通信の国際戦略 インターネット-官×学の政策回転ドア:IT-PLUS

    遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]

    <新連載>サッカーに学ぶ情報通信の国際戦略 インターネット-官×学の政策回転ドア:IT-PLUS
  • 「完全」を目指す地上デジタル放送 読者の皆様はどうお考えですか:日経ビジネスオンライン

  • スカパーJSATグループのHDTV戦略を考える

    地上アナログ放送とBSアナログ放送が終了する予定の2011年7月24日まで,いよいよ3年を切った。今月24日からは,NHKと民放事業者の地上アナログ放送の画面に「アナログ」という文字が表示されはじめた。いち早くデジタル放送を開始したスカパーJSATホールディングス傘下のスカイパーフェクト・コミュニケーションズは,東経110度CS放送「e2 by スカパー!」に続き,東経124・128度CS放送「スカイパーフェクTV!」でもHDTV(ハイビジョン)放送を行う準備を進めている。今回は,こうしたスカパーJSATグループのHDTV戦略について考えてみる。 スカイパーフェクTV!の放送が始まって,今年で12年になる。サービス開始当初は100チャンネル程度だったが,今では200チャンネル規模のサービスに育っている。 スカパーJSATグループは衛星放送業界の再編モデル さらに,プラットフォーム事業者で

    スカパーJSATグループのHDTV戦略を考える
  • ホワイトスペース:電波の90%以上は空いている - 池田信夫 blog

    表の空白の部分が、放送局に割り当てられながら使われていないホワイトスペースである。携帯電話業者が見たら目まいのするような超低利用率で、全40チャンネル(13〜52)×10エリアの1割も使われていない。上瀬氏の「真っ赤に埋まっている」とかいう話は、真っ赤な嘘である。たとえば水戸をみればわかるように、そもそも7チャンネルしかテレビ局がないのだから、今後どんなに中継局を増やしても、40チャンネルを真っ赤に埋められるはずがない。 このように(独立系U局を含めても)全国で40チャンネルのうち、たかだか10チャンネルしか使っていないのだから、テレビの電波は任意の地点で30チャンネル以上(ほぼ200MHz)空いているのである。これは非常に大きな帯域で、今のすべての携帯電話業者がほとんどすっぽり収容でき、オークションにかければ2兆円以上の価値がある。このホワイトスペースをWiMAXなどの無線ブロードバン

  • 2011年テレビ滅亡論:夢幻∞大のドリーミングメディア - CNET Japan

    始まったアナログテレビのアナログ表示 アナログ停波まで3年に迫った2008年7月24日、NHKや民放で「アナログ」の表示が始まる。 地デジまで3年、「アナログ」ロゴ放映開始 NHKは24日から、アナログの総合・教育テレビの画面右上に「アナログ」のロゴを原則として常時流す。アナログ放送を終了することの「お断りスポット」も、随時放送する。民放キー局もゴールデン(午後7時〜10時)、プライム(午後7時〜11時)帯の番組冒頭で「アナログ」のロゴを流す。来年からはCMを除く時間帯ですべて「アナログ」の表記を流す。視聴者にチューナー設置やアンテナ改修を促すねらいだ。 まるで、3年の間に部屋を出て行ってくださいという大家の通知みたいだ。かつて、カラー放送が始まった頃、白黒テレビで映し出す「カラー」の文字が羨ましかった頃を思い出す。しかし、今回は、強制的である。 フィンランドでテレビを捨てる人が大量に?

  • http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080726-OYT1T00809.htm

  • 政策の慣性と、外野の心掛け - 雑種路線でいこう

    融合法制に関するパブコメが公開された。数でいうと圧倒的に放送局の関心が高かったようだ。中間論点整理に対するパブコメだし、個別意見に対して回答が寄せられることはなさそうだが、ざっとみた限り論点は収束しつつあるし地に足の着いた議論に期待したい。融合法制については軽く追っかけていただけなのだが、ネット規制に絡んで考えさせられることがあってコメントした。 正直なところ抜的改革なるものには辟易していて、ロスジェネを追いつめた派遣業法改正にせよ、ねじれ国会を産んだ後期高齢者医療制度にせよ、この融合法制にしても、小泉改革の陶酔とドサクサで敷かれた。政治主導で押し切ったものの、論点とか結果でボロの出る頃には当事者がいなくなっていて、当時は抵抗勢力呼ばわりされていた官僚が批判矢面に立たされるとか、議論の前提や政治情勢が大きく変わっても議論だけ粛々と進んでブレーキの踏みようがない構図とか、どうにかならないも

    政策の慣性と、外野の心掛け - 雑種路線でいこう
  • ホワイトスペースという考え方 - コデラノブログ 3

    今日のICPFのシンポジウムでは、元FCCのKevin Werbach氏の基調講演で初めて知った概念があった。それは「ホワイトスペース」という考え方である。これは電波の割り当てを、おおざっぱにここからここまでは放送ね、こっからここまでは通信ね、2.4Ghz付近はみんな使えばいいじゃん、という考え方ではなく、さらに効率的な電波利用を促進しようとするものである。 たとえばある地域の放送では、1、3、5チャンネルを使っている。なぜこんなに間を開けるかというと、隣接した地域が2、4、6チャンネルを使うという具合に、櫛形にかみ合うような格好で利用することで、干渉や混信を防ぐためである。 しかし、隣接電波の干渉を受けないような、放送拠点に近い位置では、このように飛び飛びでチャンネルを使ったその間は、なんにもない空白である。この空きスペースを「ホワイトスペース」と呼ぶのだそうである。 さらに近年の無線機

  • MIAUアンケートとフィンランド事情 - コデラノブログ 3

    昨日のICPFシンポジウムでのできごとを池田先生がブログに書かれていて、案の定ホットエントリー入りしている。僕の発言も引用されているが、もう少し詳しく情報を書いてみる。 一つ誤解があるのだが、"「2011年にアナログ放送が止まったらどうするか」という質問に対して、ほとんどの人が「テレビは捨てる」と答えたという"という部分は、MIAUのアンケートからの結果ではない。これは、MIAUでアンケートしたら、ダビング10に関して意味まで含めて理解している人が7割近くも出ているが、一般市民レベルまで落としたらダビング10の言葉の意味すら知らない人も相当あるだろう、という話をまずした。 その後で、アンケートとは別にネット一般の意見として、アナログが停波したらテレビを見なくなるという意見も多いという話をした。 その流れで、実際にアナログが停波したフィンランドでは、まずチューナーが別になったことで不便に

  • 地デジの非常識 - 池田信夫 blog

    きょうのICPFシンポジウムでは、この業界に長い私にとっても驚くべき話があった。テクニカルな話題なので、関心のない人は無視してください。 ホワイトスペースについてのWerbachのプレゼンテーションは、「問題はデジタルTVではなく、次世代のネットワークのために帯域を開放することだ」という世界の常識だったが、驚いたのはそれを受けたフジテレビの上瀬千春氏(地デジのチャンネルプランのチーフ)の話だ。彼は「アメリカは広い国土に1500しか中継局がないが、日では13000局もあるので、ホワイトスペースなんてほとんどない」という。ホワイトスペースを中継局間の電波の届かない地域のことと誤解しているらしい。 私が「ホワイトスペースというのは未利用の帯域のことで、中継局の数とは関係ない。たとえばここ(九段)ではテレビは最大10チャンネルしか見えないが、テレビ局は40チャンネル占有する。残りの30チャン

  • BS通販規制は既存事業者含め公平に - 雑種路線でいこう

    また微妙な時期に編成規制の話が。そもそもBSデジタル化の折、他業種から放送事業への新規参入を恐れた民放各社がBS枠獲得に走り、赤字と通販番組を垂れ流したまま会社を塩漬けにしていることが問題なんだが。美人投票の要素として広告放送の比率を参考にするのも一案だが、新規参入事業者に対してだけ広告放送の割合を競わせるのは不平等だし、視聴者の苦情が多い既存BS局の事情は改善されない。 問題はBS無料放送が事業として成り立っていないこと、利益相反が大きい民放系各グループに対して最初にBSチャンネルを割り当てたことにあるのだから、民放に対しては等しく広告放送の上限比率を徐々に引き下げ、それで撤退に追い込まれる既存事業者があれば新規参入事業者に道を譲るのが筋ではないか。BSはチャンネル数が限られているので、経営能力のない放送局はトラポンの安いCSに退いてもらうべきだ。 総務省は、新規にBSデジタル放送に参入

    BS通販規制は既存事業者含め公平に - 雑種路線でいこう
  • asahi.com(朝日新聞社):BS参入、買い物番組の総量規制へ 大量放送に苦情 - テレビ・ラジオ - 映画・音楽・芸能

    BS参入、買い物番組の総量規制へ 大量放送に苦情2008年7月16日 印刷 ソーシャルブックマーク 総務省は、新規にBSデジタル放送に参入する業者に対し通販・ショッピング番組など「広告放送」の総量を規制する方針を固めた。BS放送では、番組制作費を節減できる広告放送を大量に流すケースが目立ち視聴者の苦情も多い。同省は今秋にも番組全体に占める広告放送の比率を定める。 00年に始まったBSデジタル放送は計12チャンネルある。11年からはNHKなどのBSアナログ放送の停止と周波数追加によって、複数局が新規参入できる。総務省は8月に参入の希望調査を始め、今秋、具体的な広告放送の比率を定める。この比率に基づいて09年春に申請を受け付け、同年夏には新規参入者を認定する見通しだ。 放送法では、番組内容について教養教育、報道、娯楽の各番組の調和を保つように定めている。日民間放送連盟(民放連)も、テレビ

  • 通放融合と不条理なコンピュータの類似性 - 雑種路線でいこう

    やっぱり何でこんなことやるんだっけとか、論点が空回りしている背景が分からないんで、改めて竹中懇から中間論点整理までの議事録を読み通して感じたこと。うーん、なんか組織の抱える問題って普遍的というか、まるで「不条理なコンピュータ」で読んだようなシナリオ。 IT失敗学の研究 作者: 不条理なコンピュータ研究会,日経コンピュータ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/02/18メディア: 単行 クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見るこれまでの経緯。 竹中大臣がNTT, NHK, 放送に手を突っ込むため2011年に通放融合なる展望を掲げた 答申は出たものの与党合意で2010年まではNTT, NHKに手を付けることは封じられた 当初期待していた地上放送番組のIP配信は実は著作権法とか権利者間の取引関係が課題 けれども2011年から逆線表を引いた2010年通常国会提出という

    通放融合と不条理なコンピュータの類似性 - 雑種路線でいこう
  • 岸博幸氏の間違いだらけの経済学 - 池田信夫 blog

    今週の週刊ダイヤモンドに、岸博幸氏の「ダビング10で市場縮小の恐れ」という「寄稿論文」が掲載されている。あまりにも間違いが多いので、ダイヤモンドに投稿しようかと思ったが、よく考えたら15万部の週刊ダイヤモンドより毎週35万PVの当ブログのほうが読者が多いので、こっちで反論することにした。少しテクニカルなので、興味のない読者は無視してください。 岸氏の主張は、上の図に要約される。彼によると、市場における財の価値は、価格という指標を通じて伝達される。ところが、デジタル技術の向上とインターネットの普及という環境変化によって、経済学でいうところの「外部経済効果」が働き、コンテンツの価値をゼロに近い水準に引き下げてしまった。この「外部経済効果」(そんな経済学用語はないが)を阻止するためにダビング10などのコピー制御が必要だといいたいらしいが、この文章はナンセンスである。岸氏によれば、青い曲線で決ま

  • Gross National Cool - 池田信夫 blog

    きのうの記事は、わかる人にわかるようにしか書かなかったのだが、意外にも今月最大のアクセスを記録した。アクセス元をみると、京大をトップとして大学からのアクセスが多いので、少しわかりやすく解説しよう(長文失礼)。 きのうの図2は、学部の教科書に出てくる「独占価格」の説明だ。つまり著作権とは、国家公認の独占なのだ。こういう政策は有害であり、例外的に許されるのは電力やガスなどの「自然独占」の場合だけで、これも競争的にすべきだという議論がある。デジタルコンテンツの場合には、価格が限界費用=複製費用と均等化するスピードが速いので、独占を作り出さないと投資のインセンティブが失われる、という理由がつけられるが、こういう費用構造はコンテンツだけではない。 たとえば新しいファッションが発表されると、似たような服が同じシーズンに大量に出回るが、デザイナーは「著作権」なんか主張しない。ブランドの価値を守ること