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ブックマーク / kokounobonjin.hatenablog.com (14)

  • 夏のぬけがら - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 29 夏のぬけがら 晩夏の候、私は私の藝を磨き、絵、写真、文章などが良い具合にカルチベートされ、身長が伸び、腹筋が割れ、目が二重になり、福耳で巨根、そんな新しい私に生まれ変わる為、しばしブログを休止して、旅に出る。探さないでくれ。男女問わず私はあなた方を心から愛している。抱きしめたい。鯖折りたい。問答無用でちゅーだ。 そう言い残してはてなを去ったのは、確か1ヶ月ほど前だったろうか。 思い返してみれば20代を社畜としてモラトリアムした私に夏休みのようなものはなく、わずかにあった休みも、社畜としてカルチベートされた私に旅行などの概念、出掛けるおぜぜは皆無、たまの休日は家の者とAEON MALLへ行き、プリキュアゲーム機から流れるポッピーな音楽に合わせて呪詛の言葉をつぶやきながらバコバコ叩く、或いは、コーヒーと輸入品のワンダーなショップをぐるぐると回って試飲を流し込み

    夏のぬけがら - 孤高の凡人
    yamapi33
    yamapi33 2016/08/29
    ペヤングは超大盛りなんでしょうか
  • サヨナラはしない - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 11 サヨナラはしない インターネットはつまらなくなった。 僕ははてなでブログを書き始めるまで『インターネット』というものを知らない人間だった。 僕にとってブログというものは、今日はお魚を釣りに行きました。花火がとてもキレイでした。ギターの弦を張り替えました。というように『知らない人に向けたSNS』という印象を持っていて、そんなブログで『稼げる』とは一体どのような理屈か。それを体感すべく飛び込んだブログ、その先にあったものが『インターネット』だった。 まずブログが稼げるという事に関しては、事実だと感じた。現に稼いでいる人がいるのだから、当然の事である。しかし稼ぐ為にしなければいけない事、これに全く興味が持てなかった。面白くなかった。 しかしこの時同時に、僕は『インターネット』その氷山の一角を見た。 面白かった。 僕はそれがやりたくて、急いでズボンのポケットから自分の

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    yamapi33 2016/08/11
  • サタデーな夜 - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 06 サタデーな夜 ショートスリーパーと呼ばれる人がおるらしいが、私には理解出来ない。基的に起きている時間ずっと睡魔に襲われっぱなしの私は、寝るという事が大好きなロングスリーパーである。そしてなんといっても『毛布』である。あの触り心地、かわいいかわいい小動物をタンクローリーでぺしゃんこにして引き伸ばしたようなふわふわ、それをさわさわする、その為だけに私の五感のうちの一つ、触感は存在するのだ。 嗚呼、毛布と結婚したい。毛布になら巻き付かれ窒息して死んでもいい。そう思いながら寝たのが昨夜の3時であった。 そう、今日は珍しく休日であったのだ。 浅くなった眠り、その鼓膜にカラスの鳴き声が、その網膜に鮮やかなオレンジが刺し、目を覚ますとすでに夕刻。 なんてことだ。昨日あれこれ考えていた予定が全て実行出来なかった。これが低学歴、これが低年収、これが低身長の堕落したファッキンサ

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    yamapi33 2016/08/07
  • 外で楽しむインドア - 孤高の凡人

    ここのところ来ならば隔週休みである筈の『土曜日』を奪われ、日曜日しか休みがない状態が続いている。日曜日が休みなだけマシじゃないかと、ブラックにお勤めの人々から石や生卵、火炎瓶が飛んできそうであるが、育メンの私に日曜日はない。夏休みに突入した娘、更に娘がずっと家にいることでストレスフルな嫁、彼女らが6日間溜めに溜めた『どっかいきたい』欲求が、私が6日間溜めに溜めたマッターホルンのような疲労の頂上に登り「やっほー!」と叫ぶので、私は鈴虫にすら劣る声でやっほと鳴くしかないのである。やっほやっほと泣くしかないのである。 日は夜勤の疲れが残り、疲労で風呂に入ることすらままならず、後頭部から室外犬のチャーミングな香りを放ちながら目を覚ました私に「川へ行って泳ぎたい」と、くりっくりのおめめでほざく彼女らを、ライトなバンに乗せ、BBQを楽しむDQNに毒づきながらハイウェイをランウェイ。川へと向かったの

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    yamapi33 2016/07/25
    わざわざ珈琲、いいなあ
  • 琵琶湖博物館に行ってきた - 孤高の凡人

    私は過去、ここに来た事があった。 その時の様子は、閑散を絵に描いて額に入れリビングに飾るといったような有り様で、『酷い』を超越しており、それは私に美術館にいるような『清々しさ』を与えるには十分な『貸し切り状態』であった。 美術館の中で見る、魚たち。 いや、鯰たち。 わたしは鯰を愛していた。 そしてその鯰にスポットを当てたこのスポットを私は愛さずにはいられなかった。 鯰、なんと美しい魚であろうか。 体色は夜の闇に溶け込み、視力の悪さ所以のつぶらな瞳、いつも笑っているような口の横からは、お髭が生えており、水面に浮かぶ自家製疑似餌に果敢に飛びつくその姿は、少年の私を完全に虜にした。 月日は流れた。 社畜となりて迫害と剥奪を繰り返され、彼らのように自ら心の視力を退化させた私の目にさりげなく飛び込んできたチラシ広告。 『琵琶湖博物館リニューアルオープン』 行くしかない。もう一度、私は彼らに会い、少年

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    yamapi33 2016/07/19
    ハイウェイをウェーイ / 凄く楽しそう…
  • 最も母性的なグミはこれだ - 孤高の凡人

    セミが鳴き止んだ空に、淡い月が浮かんでいる。 疲れた顔をしたサラリーマンが優先座席という揺籠に揺られ、眠っている。 夜の繁華街はたくさんの人々で賑わっているにも関わらず、どこか物寂しい表情を浮かべ、夜の黒へ溶けていく。 寂しいのだ、みんな。 男たちは母性を求め、街をうろつく。 大きな大きなマッターホルンのような母性、二つ並んだその山の、深い霧に覆われた頂上にあるグミ。 そのグミを味わいたいのだ。 しかし、どのグミをべればいいのか分からない。 どのグミが最も母性的なのか分からない。 そんな男性が多いのではないだろうか。 教えよう。 私が教えよう。 最も母性的なグミはこれだ サワーズグミ その力強い噛み応えと適度な爽快感は、水泳部の先輩のソレ。控えめな山の頂上に、しっかりと腰を据えたその弾力。爽やかな夏の思い出があなたを包むだろう。 おいしさ  ★★☆☆☆ かたさ   ★★★☆☆ しゅわさ 

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    yamapi33 2016/07/16
    ちょっくらコンビニ行ってくる
  • カラス除けに最適なCD!おすすめ7選(邦楽編) - 孤高の凡人

    鳥害というものがある。 都市化や環境の変化により、来自然にいるはずのカラスなどが、我々の住む街へやってきて、ゴミを漁り、糞を撒き散らして、とても汚い感じにし、ただでさえ会社などで消耗しているというのに、この目に飛び込んでくる景色はもはや世紀末。 正義が負けた、新聞紙転がりたる世紀末のようにしてしまう。 更にはあなたが住んでいる街の、そのお家のベランダに飛来して、大切にしているトマト、バジル、ミドリガメなどの動植物をついばみ、ズタボロにして、我々のメンタルを破壊するのである。 しかしこれらの原因は人間にある。 我々は自然を破壊し、ビルやマンションをガンガン建て、山盛り二酸化炭素を排出し、彼らから様々なものを奪った。 自業自得、因果応報、我々はそれを受け入れなければならない。 にも関わらず人々は、せめて自分の家だけはマシな感じにしたい、隣のお宅のベランダのトマト、バジル、ミドリガメをズタボロ

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    yamapi33 2016/07/14
    しまじろう…(´;ω;`)
  • 便座とワイシャツと私 - 孤高の凡人

    私は今、某材料メーカーの総会に出席し、ひょっとこのような顔面のオッサンのつまらない話を聞いている。 窓の外は雨、私はその雨を見ながら自身から発せられたシトラスの香りをスンと嗅いだ。 私は建設業で働いている。 建設業といえば、お祭りや花火大会などでファッションセンターしまむらで購入した浴衣、作務衣を着こなして、道行く若者を鷹の目のミホークし、俺がいっちゃんつおい!と威嚇してトラブルをメイキングするような下の下、ゲェ、ゲェ、ゲノゲノゲェと、キティちゃんのサンダルで闊歩するような人間が多く、誠に悲しい。 しかしそんな私も下の下、ゲノゲの鬼太郎として、髪の毛をピンと洗濯のりで固め、日々を、このドドメ色に染まりたる日々を、だらだらと過ごしているのだ。 日は弊社が代理店として施工している、材料メーカーの総会に出席するので、少し早起きして、スーツに着替え、髪にポマードを撫でつけた。 建設業ではなかなか

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    yamapi33 2016/06/29
    嫌な気分が吹っ飛びました
  • 子供の絵はSOSのサインです - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 28 子供の絵はSOSのサインです 幼少期、私はおじいちゃんっ子であった。 私の母は仕事をしていたわけではなく、はじめての孫である私を溺愛したおじいちゃんに対して、ダチョウ倶楽部のように、どうぞどうぞと、私を差し出していたようである。 今、子供が産まれ、一緒にカタツムリを育てたり、公園に行って砂遊びをするというような『育メン』ブロガーとして名を馳せる私に言わせてもらうと、上記のような私の親の行動は『育児放棄』に他ならず、絶対にやったらあかん育児リストに載ってもおかしくない愚行なのである。 以来私は、母性と野菜が不足してお肌と心がガサガサになり、それはニベアソフトで解消できずに、ささくれ立ったまま思春期に突撃した私は、セックスピストルズ、クラッシュ、ラモーンズ、ダムド、パティスミスなどの初期パンクという、『やさしさ』でその寂しさを埋め合わせるしかなくなってしまったので

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    yamapi33 2016/06/28
    お母さん…
  • 竜宮城のコンパニオン - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 25 竜宮城のコンパニオン 私は『性欲』という概念が欠落している。 そんな事を赤裸々に語ってしまうと、「子供がいるというのに、なぜそのような嘘を付くのか。死んで詫びろムッツリスケベ!変態土方!」というブクマコメントが寄せられそうなので予め断っておくが、私のマイサンは、クララや、ジョーよりもゲットアップスタンダップせず、子供のようなおめめの私とは対照的で、悟りを開いたゴータマ・シッダールタのように、生い茂る菩提樹の木の下でゴロンと横たわり、ローソンのフランクフルト、いや、盛った。スーパーのシャウエッセンのように、いや、盛った。冷蔵庫のポークピッツのように謙虚に、私の右足と左足の真ん中でデザイナーズのインテリアように佇んでいるのだ。 それもこれも、ある出来事が原因であると私は考えている。 私は現在、建設業で働いている。 建設業と言えば、ド底辺にプライドの高さを掛けて、そ

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    yamapi33 2016/06/25
  • 死にたいという若者へ - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 20 死にたいという若者へ 就職活動に失敗したから、死にたい。 自身の将来に絶望してそのように言う学生が結構な数おられるが、どうか死なないでほしい。 だからと言って私はあなた方に、未来は最高に明るいぜ!とか、奇跡は必ず起きるんだ!とか、生きてりゃなんとかなるっ!のような無責任極まりないポジティブな発言をしてあげる事が出来ない。 なぜなら私は未来が明るくないこと、奇跡は絶対に起こらないこと、生きていてもなんともならないことを熟知している下の下、最底辺の人間だからだ。 私はあなた方のように『努力』をしてこなかった。 あなた方が高校、大学受験の為に一生懸命勉強している間、私は自分の好きな事しかしてこなかった。 絵を描いたり、魚釣りに行ったり、市役所の前で角材を振り回し、ジョンレノンのパワートゥーザピープルを熱唱する。 このように、無駄な事しかしてこなかった。 しかしあなた

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    yamapi33 2016/06/20
    自分もあまり努力してこなかった人間だから色々刺さりました
  • 娘のカタツムリ - 孤高の凡人

    今日は土曜日。 世間のお父様方はお休みなのだろうか、公園で子供と遊ぶ姿を見ると、つくづく格差社会を痛感してしまう。 でも私は大丈夫、前職場では日曜日も当たり前のように出勤していたので、土曜日が仕事だろうが痛くも痒くもないのだ。 ただ今日はいつもと違う。 今朝早くから、嫁と娘が実家へ帰ったのだ。 私に愛想を尽かした訳ではない、彼女達は定期的に実家へ帰るのだ。 今日は一人で御飯をべなくてはいけない。嫁に渡された2日分の費、2000円を財布に仕舞い、私は仕事へ出掛けた。まだ6月も中旬、18日だというのに私の財布は空っぽだった。どうやら財布の底に穴が空いているようで、決して私がお菓子を大量に買っているからではない。 財布には2000円ジャストが入っていた。 梅雨とは思えない、真夏のような天気に救われ、現場作業は順調に進行した。 仕事の帰り道、私は思い出した。 明日は釣りに出掛けるのだ。 ちゅう

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    yamapi33 2016/06/18
    多彩な方だなあ
  • 君をのせて - 孤高の凡人

    私は驚愕している。同時に感動している。一人でスタンディングオベーションしている。日もまた着地点を見失った言葉たちがなんとか無事収まるべきところへ収まるようにMacBook Airの前で膝をついてお祈りしていた。 お祈りの間、ぷわん、ぷわんとiPhoneが鳴り続けていたので、気になって見てみると、ブログ、twitter界隈が騒がしかった。 童貞クラファンについてまとめてみた。 - きよねこ 私は娘と一緒に『天空の城ラピュタ』を観ながら記事やtwitterを流し見、お祈りしていた記事を削除して、この記事を執筆し始めた。 事の発端はこうである。まず、やぎという動物がいる、このやぎはやぎの癖に桃太郎のようなカリスマ的なポジショニングであった。情報商材というきびだんごをばら撒いて犬、猿、キジを従え、塾のようなもの運営されるぐらい有能なやぎで、その有能さ故に、ざらばんしや、コピー用紙のようなしょうも

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    yamapi33 2016/05/31
    素晴らしい脚色に脱帽せざるを得ない
  • 罪と罰 - 孤高の凡人

    写真提供 https://www.facebook.com/takuya.tomiyoshi 私は建設業で働いている。 昔は小学生のなりたい職業ランキングの上位にランクインしていた『大工』も今では『ユーチューバー』にその座を奪われノーフューチャー。そんな業界で10年も働いている。 仕方がないのだ。罰を受けているのだ。 道を尋ねてきた外国人に、洋楽でつちかった流暢な英語で「ゴーストレート、フォーエバー」と真逆の方向を教えたり、自動車レースの対戦ゲームでゴール寸前の友達に青い陸亀の甲羅を投げてそれを妨害したりと、さまざまな業を重ねてきた。 神はそれらの罪を許してはくれないだろう。 そしてこのスカイツリーより高く積み上がった業を刈り取るのにおそらく私はこの短い生涯の全てを捧げる事になると思う。 覚悟の上である。 上記の理由で、私は建設業という下の下の業界で消耗し、ゲノゲの鬼太郎として生きている。

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    yamapi33
    yamapi33 2016/05/14
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