今年は短い記事をなるべく多めに書きたいと思っているので、今日は少し『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の話をしたいと思います。 「裏腹」という言葉が一つのキーワードになっていた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第2話ですが、1話に負けず劣らず作画密度が高く、そのクオリティの高さは、スタッフの方々の労働環境が心配になってしまうほど。コンテ・演出は「おまつりトライアングル」で一躍有名になった藤田春香さんで、演出処理を3人で分担していた1話と比べると、綺麗にまとめられている印象があります。美術の緻密さも、作画の凄まじさに全く引けを取りません。加えて目を引くのがライティング。この辺も藤田春香演出の特徴かもしれませんが、画面への光の入れ方が丁寧でありながら大胆で、とてつもなく美しい。音を消して観ても涙が出てしまいそうなほどです。 ©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委
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