2010年1月24日のブックマーク (1件)

  • WWIIで亡くなったひとの多くは「戦場で倒れた兵士たち」ではない - Apeman’s diary

    前世紀における二つの世界大戦を比較したとき大きく異なるのは、後者において非戦闘員の犠牲者が戦闘員のそれを上回っている、ということであることはよく知られているだろう。負けた側であるドイツや日では戦闘員の死者の方が上回っているけれども、沖縄戦の犠牲者に占める非戦闘員の比率を考えれば、「土決戦」が実現した場合日でも非戦闘員の犠牲者の比率がさらに上がったであろうことは想像に難くない。すなわち、第二次世界大戦(ないしアジア・太平洋戦争)はもはや「戦場で倒れる兵士たち」という表象を中心にして考えるのがふさわしくない戦争なのである。「戦場で倒れる兵士たち」という表象を焦点化することは、ホモ・ソーシャルな連帯感を喚起する役には立っても、あの戦争を理解するうえでは障害となろう。

    WWIIで亡くなったひとの多くは「戦場で倒れた兵士たち」ではない - Apeman’s diary
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2010/01/24
    忘れ去られた兵士たちの事を考えればこそ、あの戦争を兵士たちを中心に表象するのではなく、協力という以上に戦争に熱狂した銃後の民衆も常に合わせて考えたい。そこでこそ責任と謝罪が我々の問題として出てくる。