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ブックマーク / journal.mycom.co.jp (368)

  • 「類似性検証のためにiPhone 5とiPad 3の提出を」Apple訴訟でSamsungが反撃 | パソコン | マイコミジャーナル

    iOSデバイス 2社間での製品の意匠の類似性を検証するのに、"未発売の製品"の提出を要求するのは適切な要求だろうか、それとも突拍子もない要求だろうか。激しさを増すスマートフォンの特許訴訟において、韓Samsungが米Appleに対し、自社の現行製品との類似性の問題を検証するために、未発表の「iPhone 4S/5」「iPad 3」の提出を求めたという話が話題になっている。This is my nextが5月28日(米国時間)に報じている。 話は4月中旬にさかのぼる。Appleは4月15日(現地時間)、製品のデザインやパッケージ、UIなどを真似し、同社の特許や商標を侵害しているとして、Samsungを非難する訴えを米カリフォルニア州北地区連邦裁判所で起こした(Wall Street Journalの参考記事)。この訴訟は、昨今一般的なフルタッチパネル型スマートフォンやタブレットを主軸にしたも

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    yamifuu 2011/05/31
  • 東大と理研、スピンキラリティが誘起する自発的ホール電圧の制御に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学と理化学研究所(理研)の研究チームは、磁気秩序の存在しないゼロ磁場下で、巨大なホール効果が、電子スピンが自発的に形成するスピンキラリティによって出現することに基づき、そのスピンキラリティとゼロ磁場ホール効果が磁場の強度と方位により制御可能であることを発見した。 同成果は、元東京大学物性研究所のLuis Balicas客員准教授(現在は米国国立高磁場研究所 専任研究員)、元東京大学物性研究所 日学術振興会特別研究員の町田洋氏(現在は東京工業大学大学院理工学研究科 助教)、東京大学物性研究所の中辻知 准教授、元東京大学物性研究所の小野田繁樹 客員准教授(現在は理化学研究所基幹研究所 専任研究員)の研究チームによるもので、米国物理学会誌「Physical Review Letters」のオンライン版に5月25日(米国時間)掲載される予定。 現在のCPUの揮発性メモリは、そのメモリ維持の

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    yamifuu 2011/05/25
  • 名大、高速・高精度で細胞操作を可能としたマイクロロボットを開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    名古屋大学 大学院工学研究科の新井史人教授の研究チームは、永久磁石の磁力で動かせる高速・高精度な細胞操作マイクロロボットを開発した。同成果は、英国王立化学協会出版の科学雑誌「Lab on a Chip」(オンライン版)に掲載された。 現在、人工授精や受精卵の分割による一卵性双子牛生産、受精卵の性判別などが実用化され始めており、特に核移植技術は、家畜の改良・増殖、および希少品種などの遺伝資源保存において画期的な技術で、実用化を目指した研究が各所で進められており、畜産分野のみならずクローン動物を利用した製薬や、ES細胞利用の医療応用など、バイオ分野において重要な技術となってきている。 しかし、核移植やそれに伴う除核などの細胞操作は、熟練した作業者が顕微鏡をのぞきながら手作業で複雑かつ高度な操作をするため、現状では作業速度のさらなる向上が見込めず、生産性を上げるための課題となっていた。核移植を自

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    yamifuu 2011/05/24
  • 東大と理研、味を受容する細胞の発達経緯を解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    甘・旨・苦・酸・塩味を呈する化合物は、それぞれ別々の味細胞によって受容されるが、転写調節因子であるSkn-1a/Pou2f3を欠失させたマウスでは、甘・旨・苦味細胞が完全に消失し、これらの味を識別できなくなる一方で、消失した味細胞に代わり酸味細胞数が増えることから、甘・旨・苦味細胞と酸味細胞は、1つの共通の前駆細胞から分化することが示唆されることを東京大学と理化学研究所の共同研究グループが発見した。 同研究は、松一朗氏(モネル化学感覚研究所 研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻 特任准教授:当時)、應真氏(東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻 特任助教)、成川真隆氏(ドイツ栄養研究所 研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻 研究員:当時)、吉原良浩氏(理化学研究所脳科学総合研究センター チームリーダー)、阿部啓子氏(東京大学大学院農学生

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    yamifuu 2011/05/20
  • 東北大など、高温超伝導を引き起こす電子状態の可視化に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    高輝度光科学研究センター(JASRI)、東北大学、日原子力研究開発機構は、大型放射光施設「SPring-8」の高輝度・高エネルギー放射光X線を用いて、銅酸化物高温超伝導体において高温超伝導を引き起こす電子状態の可視化に成功したことを明らかにした。同成果は、ノースイースタン大学、パリ中央学院など海外4大学との共同研究によるもので、米国科学誌「Science」のオンライン版「Science Express」に掲載された。 合金系超伝導体の場合、その超伝導機構は自由に動ける電子と格子振動の相互作用を基礎にしたBCS理論で説明されるが、従来のBCS理論では100Kを超える超伝導転移温度を説明することは難しいとされ、銅酸化物高温超伝導体は合金系超伝導体とは異なる機構で超伝導になると考えられている。 銅酸化物高温超伝導体は、絶縁体の銅酸化物に電子あるいはホールを適量ドープした物質として1986年に発

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    yamifuu 2011/05/03
  • 京大、色素増感を用いた高分子太陽電池の高効率化を実証 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学(京大)の大北英生 工学研究科准教授らの研究チームは、色素増感を用いた高分子太陽電池の高効率化を実証するとともに、その原理を解明したことを発表した。同成果は、独国科学雑誌「Advanced Energy Materials」(オンライン速報版)で公開された。 高分子太陽電池は、軽量、フレキシブルといった物理的な特長のみならず、印刷プロセスを採用することで、結晶系太陽電池に比べて、安価で大量生産が可能という特長を有している。従来の高分子太陽電池は、電子供与体である高分子と電子受容体であるフラーレンを混ぜた膜で構成されており、太陽光の光の吸収は主として高分子が担っていた。しかし、これまでの高分子では光吸収の波長領域が650nm程度に限定されていたため、変換効率が8%程度とSi結晶系に比べて低かった。 そのため、光吸収帯域を近赤外領域(波長が760nm以上)にまで拡大することを目指した研

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    yamifuu 2011/04/29
  • 三菱マテリアルと電気化学、リチウムイオン電池用材料などの共同事業を検討 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    三菱マテリアルと電気化学工業は4月26日、三菱マテリアルが技術確立した カーボンナノファイバー(CNF)を含むリチウムイオン2次電池用導電材料などの研究開発および販売について、共同で事業化の検討を進めていくことを決定したことを発表した。 三菱マテリアルはCOガスを主原料としたCNF合成に関する技術開発に成功し、市場性などの検討を行っていた。同CNFは、従来の炭化水素系CNFに比べてタールなどの不純物が少なく、低温での合成が可能であるといった特長があり、従来品に比べ品質面およびコスト面での優位性がある。 一方、電気化学はカーバイド生産時に副生するCOガスを含み安価に安定供給できる電炉ガスを有しているほか、その利用方法について多くの知見を有していることから、両社で量産化に向けコスト競争力のある同CNF製造について検討を進めることを決定したという。 なお、当面はパイロットプラントを利用した市場開

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    yamifuu 2011/04/27
  • Microsoft、インストール不要無償のウィルススキャナを公開 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    Microsoftから無償のセキュリティスキャナツール「Microsoft Safety Scanner」が公開された。ウィルスやスパイウェアなど、悪意あるソフトウェアを検出したり削除する機能を提供する。32ビットおよび64ビットの双方の環境に対応。32ビット版で68MB強、64ビット版で70MB弱ほどのサイズ。 Windows 7 64ビット版で動作するMicrosoft Safety Scanner スキャンの種類として「クイックスキャン」「フルスキャン」「カスタムスキャン」を選択可能 Microsoft Safety Scannerにてスキャン中 ウィルスやスパイウェアなどが検出されなかった場合の表示 Windows XPにてMicrosoft Safety Scannerで実行した場合 ウィルスやスパイウェアなどが検出されなかった場合の表示 「Microsoft Safety Sc

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    yamifuu 2011/04/27
  • 新日鉄、SiCウェハの生産能力を増強 - 米Creeとの相互ライセンス契約も締結 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    新日製鐵(新日鉄)は4月25日、同社グループ会社である新日鉄マテリアルズが手がけている4インチ以下のSiCウェハの生産能力を2012年3月末までに現状の約3倍となる月産1000枚まで段階的に引き上げていくことを発表した。また、併せて、米Creeと新日鉄が全世界で保有するSiC単結晶ウェハおよびSiC単結晶エピタキシャルウェハに関わる特許に関する相互ライセンス契約を締結したことも発表した。 SiC単結晶ウェハは、半導体デバイスの製造に主に用いられているSiウェハに比べ、絶縁破壊電界強度や熱伝導性等の半導体特性に優れており、ダイオード、トランジスタといった半導体デバイスに適用した場合、耐電圧の向上が可能となるほか、電力変換損失もSiに比べ、数十分の一から十分の一に抑えられることから、太陽光発電用インバータでの電力エネルギーの高効率運用化や産業用電気機器での省エネルギー化の実現に向けた期待が高

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    yamifuu 2011/04/26
  • トムソン・ロイター、日本の研究機関ランキング 2010年版を発表 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    先端科学技術の調査会社であるトムソン・ロイターは4月13日、「論文の引用動向による日の研究機関ランキング」の2010年版を発表した。これは、世界的な学術論文の刊行数やその引用数データに基づき、科学研究業績に関する統計情報と動向データを編纂した同社独自のデータベース「Essential Science Indicators」に収録されている世界の研究機関情報から、日のデータを抽出・再集計し、論文の総被引用数順に並べたもの。対象期間は2000年1月1日から2010年12月31日の11年間。 2010年版のランキングでは、東京大学が前年に続き国内総合1位を維持しつつも、世界順位は13位と昨年11位から後退した。また、全体的に、国内順位に大きな変動はないものの、日以外の国での論文数の増加もあり、世界順位では多少下がる傾向が見られた結果となっている。 国内順位では、科学技術振興機構、理化学研究

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    yamifuu 2011/04/14
  • 理研、ES細胞から人工網膜組織の3次元形成に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    理化学研究所(理研)は理研VCADプログラム、京都大学再生医科学研究所、大阪大学タンパク質研究所の研究者らの協力のもと、眼組織のもと(原基)である胎児型の網膜組織「眼杯」を、マウスES細胞から試験管内で立体形成させることに成功するとともに、生後型の網膜組織全層の立体再構築を実現したことを発表した。同研究成果は、文部科学省の「再生医療の実現化プロジェクト」の一環として行われ、英国の科学誌「Nature」4月7日号に掲載された。 ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞は、すべての種類の体細胞に分化する能力(多能性)を有しており、試験管内で医学的に有用な細胞を産生する提供源として注目を集めている。例えば、ある細胞種が生体内で変性するために起こる病気に対し、ヒトES細胞・iPS細胞などから分化させた細胞を移植して治療しようとする再生医療は、難病克服の切り札として期待が寄せられている。 研究グループ

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    yamifuu 2011/04/09
  • NIIなど、単一光子が作る単一電荷とスピンの検出に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    先端研究開発支援プログラム(FIRST)「量子情報処理プロジェクト」を進める国立情報学研究所(NII)(プロジェクト代表研究者はNII/スタンフォード大学の山喜久教授)は、共同提案者である東京大学大学院工学系研究科の樽茶清悟教授とそのグループが、単一光子が生成した単一電子を電気的に制御された量子ドット中に捕捉し、かつ自在に外部へ取り出す技術を開発したことを発表した。また、併せて捕捉された単一電子のスピンを、その状態が失われる前に検出できることを確認することに初めて成功したことも発表した。同成果は、2011年4月8日(米国時間)、物理学全領域を扱う速報誌「Physical Review Letters」(電子版)に掲載された。 量子情報処理技術は、次世代の高度情報化社会を支える基盤技術として期待されている量子力学に立脚した技術で、重ね合わせ原理により超並列処理が可能な量子コンピュータや安全

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    yamifuu 2011/04/09
  • 東大、鉄系超伝導体における新しい高温超伝導メカニズムを発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学(東大)大学院工学系研究科の下志万貴博特任助教と同大物性研究所の辛埴教授は、鉄系超伝導体において、これまで知られている超伝導体とは異なる新しい超伝導メカニズムを発見したことを発表した。同成果は、2011年4月7日(米国東部時間)に米国科学誌「Science」(オンライン速報版)で、編者が特に推薦する「Science express」として公開された。 図1 超伝導状態の電子対。超伝導体では、電子は対を作って運動している。電子(e-)同士は引力(のり)によって結びつけられている カマリン・オネスが水銀の超伝導を発見したのが今より丁度100年前の1911年。発見から100年で超伝導材料を用いた送電線やリニアモーターカーなどの技術開発が進む一方、より高い温度で超伝導を示す物質の開発を目指した基礎科学の研究も進められてきており、近年では銅酸化物高温超伝導体に次ぐ高い超伝導転移温度を示す鉄系

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    yamifuu 2011/04/09
  • JST、LEDの光出力を向上させる製造技術の委託開発結果を成功と認定 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    科学技術振興機構(JST)は、独創的シーズ展開事業・委託開発の開発課題「LEDモスアイ構造製造技術」として名古屋大学 大学院工学研究科 天野浩教授らの研究成果をもとに、エルシードに委託して、企業化開発を進めてきた研究内容について成功と認定したことを発表した。 従来の白熱電球や蛍光灯からエネルギー効率の高いLED照明に置き換える動きが国内外で進んでおり、LED素子のさらなる高出力化が求められるようになってきている。しかし、LED素子内で発光した光の一部は素子外部に取り出されることなく内部で熱となってしまうという課題があった。これまでも、光取り出し効率を向上させるために、LED基板上を凹凸加工することで光の全反射を抑制する方法などが採用されていたが、さらなる光取り出し効率の高い技術の開発が求められていた。 こうした中、天野教授らの研究により、金粒子の自己組織化を利用したマスクをもとにLED基板

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    yamifuu 2011/04/01
  • 東工大ら、強誘電体ニオブ酸銀の結晶構造を解明することに成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京工業大学総合理工学研究科の八島正知准教授、および同大学応用セラミックス研究所の伊藤満教授、東北大学多元物質科学研究所の津田健治准教授、静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点の符徳勝特任准教授らの研究チームは、有害な鉛を含まない電子材料や光触媒として注目されている強誘電体ニオブ酸銀(AgNbO3)の結晶構造を解明することに成功した。ニオブ酸銀は有害な鉛を含まない強誘電体で、優れた圧電性を示すが、1958年の発見以来、正確な結晶構造は分かっておらず、なぜ強誘電性や圧電性を示すのか理解できていなかった。同成果は材料化学の専門誌「Chemistry of Materials」の速報「Communications」に受理され、オンライン版にて公開された。 エレクトロニクス製品では、環境対策として有害な鉛などを含まない材料が求められており、これまでに様々な部品を非鉛系材料に置き換える研究開発が

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    yamifuu 2011/04/01
  • 東北大ら、磁性合金中の電子スピンの高速運動を観測 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構の水上成美助教、宮ア照宣教授らは、同工学研究科の佐久間昭正教授、ならびに安藤康夫教授、独ゲッチンゲン大学らとの共同研究により、大きな垂直磁気異方性と低い磁気摩擦を併せ持つ薄膜材料を発見した。これは、ギガビット級磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)の材料開発を前進させる成果だという。米国物理学会「Physical Review Letters」に掲載された。 次世代不揮発性メモリの候補の1つとしてMRAMがある。同デバイスは、記憶素子としてトンネル磁気抵抗素子を用いるが、現在16Mビット品のサンプル出荷が行われているだけで、DRAM代替などを実現するためにはギガビットクラスのMRAMの実現が求められていた。 しかしギガビット級MRAMでは、TMR素子の大きさが数十nm以下になり、情報の記憶を担う磁化の方向が熱によって揺らぐため、情報が保持できなくな

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    yamifuu 2011/04/01
  • 理研、日本初のX線自由電子レーザー施設の完成を発表 - 愛称は「SACLA」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    理化学研究所(理研)は、高輝度光科学研究センター(JASRI)と協力し、播磨科学公園都市の大型放射光施設「SPring-8」に隣接して開発・整備を進めてきた、日初のX線自由電子レーザー(XFEL)施設が、計画どおりの80億電子ボルト(8GeV)で運転され、波長0.8ÅのX線を発生、観測することに成功したことを発表した。また、この同施設の愛称を「SACLA(さくら)」としたことも併せて発表した。 XFEL施設は、国家基幹技術の1つとして位置づけられ、大型放射光施設(SPring-8)と同じ8GeVの電子ビームからX線レーザーを発振、利用するために、2006年度から5年間の計画でJASRIの協力を得て理研が整備を進めてきたもの。 XFELは、高エネルギーで高品質の電子ビームを、長尺のアンジュレータという磁石列が上下に並んだ装置(全18台)に通してレーザーを生成する。レーザーの生成に向けた第一

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    yamifuu 2011/04/01
  • 寺岡精工、自社の逆浸透膜ろ過システムによる放射性物質の除去効果を確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    寺岡精工は3月30日、同社の逆浸透膜ろ過システム「ECOA」における放射性物質除去能力の検査結果を発表した。 ECOAは水道水をろ過して純粋を作り出す装置だが、放射性物質のろ過能力については想定外のため、実証的な根拠をこれまで示せていなかった。 今回、福島県飯館村役場の協力の下、放射性物質を含んだ同役場の水道水を原水とし、ECOAのろ過能力測定を実施、放射性物質の除去に効果があることが確認されたという。 具体的には3月26日に同役場の手洗い場の水道管にECOAを接続、同日および翌27日、両日ともに2度、公共水道水(原水)とECOAでろ過した水(RO水)を採取(26日は15時25分および16時41分、27日は11時37分と11時40分)し、3月28日に化研の水戸研究所にそれらを持ち込み測定を実施したという(測定日時は28日の17時13分、17時28分、17時44分、17時59分)。 化研によ

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    yamifuu 2011/04/01
  • 産総研、人体の動きを測定できるカーボンナノチューブひずみセンサを開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    産業技術総合研究所(産総研)は、配向した単層カーボンナノチューブ(単層CNT)の薄膜を伸縮性のある高分子基板の上に貼り付け、CNT膜の電気抵抗変化によってひずみを検出できるひずみセンサを開発した。英国の学術誌「Nature Nanotechnology」の3月28日(日時間)のオンライン版に掲載された。 ひずみセンサは材料の変形を測定・評価する以外に、ウェアラブルデバイスの1つであるデータグローブなど人体の動きの検出にも用いられてきたデバイスだが、従来の金属製ひずみセンサでは検出できるひずみが5%程度までと小さいため、人間の動作範囲を制限してしまうという問題があった。 また、導電性材料と高分子との複合材料を用いたひずみセンサでは、100%程度までのひずみを検出できるが、急激なひずみの場合にはクリープ変形が生じてしまい、変形が安定してひずみが測定できるまでに100秒以上の時間がかかるほか、

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    yamifuu 2011/04/01
  • 産総研、高温での超伝導を引き起こす引力機構を理論計算で提示 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    産業技術総合研究所(産総研)は、銅と酸素を主要な構成元素として高温で超伝導を示す化合物のモデルについて、電子の間に働くクーロン力により超伝導が起こりうることを理論計算により示した。同成果は、日物理学会の科学誌「Journal of the Physical Society of Japan」にて発表された。 クーロン力が電子を引きつける「のり」として働き、超伝導を引き起こすかどうかは、銅酸化物が高温で超伝導を示すことが発見されて以来、20年来の課題であった。定説であるBCS理論では、通常の超伝導体では電子と原子振動との相互作用により超伝導が生じるので高い温度での超伝導は期待できないとされている。それに対し、もしクーロン力により超伝導が引き起こされるならば、より高い温度での超伝導が可能であると予想されている。この予想のようにクーロン力による超伝導が実現すれば、現在の超伝導状態への転移が起き