ラノベるっ!増刊号~2010年を振り返って~ カテゴリノベルその他 2010年12月31日09:00 ■ライトノベル業界、2010年を振り返る 思えば今年も色々な出来事がありました。簡単にではありますが、今年の出来事や評判になった作品を振り返ってみたいと思います。 ■今年も続いた「越境」の流れ 昨年のトピックとして、ファミ通文庫からデビューし、様々な活動を経て直木賞を受賞した桜庭一樹さんの名前は外せませんが、今年も同様のニュースが続きました。「マルドゥック・スクランブル」や「テスタメント・シュピーゲル」などの著作がある冲方丁が時代物という新境地のジャンルで本屋大賞などを受賞したのです。ライトノベルというジャンルからデビューし、他のジャンルでも活躍する作家が増えるのは嬉しいですね。 ■回収、絶版……盗作の疑い事例が続く 今年はいつになく他作品との類似、いわゆる盗作の疑いのある作品に