「iPhone」などスマートフォンやSNSなど、ゲームを提供するサービスが多様化。インターネットを通じたソフト配信の世界的な普及で、パッケージソフトの店頭販売が苦戦を強いられている。ゲーム業界はどう対応すべきか。バンダイナムコホールディングスの石川祝男社長に日経新聞が聞いている。 ・店頭でのパッケージ販売が縮小している 「パッケージがなくなることはないが、今のままでは生き残れない。去年から任天堂のWiiやDSの勢いが落ち着いてきた。消費者が自宅でゲーム機のスイッチを入れる時間がどれだけあるか。売り方を変えなければならない」 ・バンダイナムコではどう対応するのか 「1本6000~7000円のゲームソフトを一回限りで売るだけではだめだ。極端に言えば無料で配布した後、ネット経由で場面やアイテムを追加配信してもう1000円、2000円出してもらうなど、きめ細かな課金もあり得る」 ・携帯向