山本一郎(やまもといちろう)です。43歳にして、39.7度の発熱という未体験ゾーンを経験しました。いやー、高熱は辛いでございますね。理由は良く分からないのですが、久しぶりに二晩ずっとゴロゴロしてたら、嘘のように治ってしまいました。何だったんでしょう、あれは。 と、原稿が遅れていた理由を冒頭にサラッと言い訳するプレイを完結したところで、このところビジネス界隈で評判の「グーグル税」についてお話したいと思っております。 といっても、みんながデジタル界の世界帝国たるグーグル様に貢がされて、ヒーヒー言っているというようなEVILなエピソードの類ではなく、租税回避スキームを組んで商業統治国に税金を納めない多国籍企業の代表例としてのグーグルに対して、各国が課税強化の網の目を狭めつつあるよという話であります。 グーグル、追加納税で英税務当局と合意 滞納分220億円 英国では、多国籍企業が公平な税金を負担し