農学博士。東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士後期課程 修了。京都大学霊長類研究所 助教、ボゴール農科大学 客員研究員、中京大学 非常勤講師などを経て、2020年4月より現職。学生時代から宮城県・金華山島でニホンザルの生態学的研究を続け、学位取得後は調査対象を国内外の哺乳類に拡大。主な研究テーマは、食物供給の年変動と哺乳類の生態の関係、哺乳類による種子散布、哺乳類の混群現象、哺乳類の基礎生態の地域変異。日本生態学会、日本哺乳類学会、日本霊長類学会、国際霊長類学会などに所属。著書に『与えるサルと食べるシカ』(地人書館、2020年)など。 普段めったに出会うことのない希少な生き物たち。身近にいるはずなのに、誰にも振り返られなかった生き物たち――。そんな「文字通り珍しい生き物」「実は詳しく知られていない生き物」の研究者にお話を伺う連載企画「珍獣図鑑」。 研究者たちと生き物との出会いから、どこ