ライトノベル(ラノベ)を昔から読んでいる人から話を伺うと、彼らは一冊のラノベを通勤片道で読破してしまうという。だから月に何冊も消化することが出来るのだという。うらやましい話だ。尤も、年間に何十冊何百冊のラノベを読もうと思ったら、それぐらいしなければラノベ界隈の把握など無理なのかもしれない。 でも、ラノベを読み慣れていない自分はラノベを読むのに時間がかかる。それがキャッキャウフフで萌えなラノベであるほど駄目だ。駄目な主人公がいろんな女の子の綱引き道具のように取り扱われている作品などは論外で、一ページ読むたびにウッヒャーウッキャーと(お猿さんのように)情景に耽溺しつつ進むものだからページが進まない。そんなわけで、ラノベを一冊読破するのに2時間近くをかけてしまいがちで、消化速度がラノベのリリース速度に追いつかない(実際、まともについていこうなどとは最初から考えていないわけだが)。ラノベを素早く読