「新潮」11月号から、宇野常寛さんの連載「母性のディストピア ーポスト戦後の想像力」が始まった。 まだ第1回しか読んでないんだけど、高橋留美子の作品についてか なり紙幅が割かれていたので「おおっ?」と思った。 宇野さんといえば、「アンチ・オタクの評論家」のイメージなんで すが…。その人が論じていると思うと、るーみっくファンとしては 「何か言わなきゃ」という気持ちになる。何でもいいから、とりあ えず反論もどきなことをしておかなくては、と(笑)。ということ で、無理やりな揚げ足取りをちょっくらやってみる^^; まず、宇野さんの文章で「母」が何を指しているのかがはっきりし ないので、るーみっく作品のヒロインは「母」であるとかいきなり 言われてもな~、何で母?と、あんまり納得がいかない。「母性」 といっても時代によってイメージの変遷があるので、「前近代的な <母>」という用語の定義については、次回