ここは、とある学校。やたらとカタカナ言葉を使いたがるオサダと、アナログ人間のマツオが、情報社会を生き抜く技をプロから教えてもらうお話です。 「おはよーう!」。マツオが教室にやってきました。「わっ、どうしたマツオ?」とオサダはびっくり。髪はボサボサ、顔はきずだらけ、肩には鳥のふんが…。「カラスに襲われたんだよ」とマツオ。「最近、町じゅうのゴミが増えたのが原因で、カラスが集まってきてるらしいからな」とオサダ。すると、「オサダくん、僕ね、この町をきれいにするために、“おそうじフェス”っていうのを考えたんだ」とマツオが言います。「町の人にも協力してもらって、チームでゴミ拾い競争するんだ。で、いちばん多くゴミを拾えたチームが、商店街の割引券がもらえるっていう企画も考えたんだよ」。「素晴らしいじゃないか、マツオ。こういうときはちゃんと企画書を書いて町の人に読んでもらうのが効果的だ」。 そう、今日のテー
2019年12月刊行、エイドリアン・ヴァーミュール(吉良貴之訳)『リスクの立憲主義 権力を縛るだけでなく、生かす憲法へ』(https://www.keisoshobo.co.jp/book/b491626.html)合評会(2020年7月開催)の記録、後編です。本書の位置づけ、憲法学の潮流等、より広く、より深くお読みいただく機会として、合評会に参加した気持ちでご一読ください。[編集部] ■現代憲法学を顧みる:岡田順太(憲法学) 1 はじめに 今回提示されたヴァーミュールの議論について、わが国の憲法学を「顧みる」契機となるという認識から若干のコメントを行う。全体的な感想やわが国の憲法学に与える示唆などを述べた後、(およそヴァーミュールが想定していない)今日的な日本の政治課題を3点取り上げて疑問点を提示する。 2 予防的立憲主義と最適化立憲主義➖顧みるツールとしてのヴァーミュール (1)憲法学
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