開催日時 2022年5月7日(土)14:00~15:30 講師 井上達夫 ホスト 橋本努 場所 Zoom【後日、アーカイブの視聴も可能です】 料金 1500円(税込) ※高校・大学・大学院生は無料です。 ロシアのウクライナ侵略は、独裁者プーチンの暴挙であります。かつて「絶対的な権力は絶対的に腐敗する」と指摘したのは、イギリスの自由主義者、アクトン卿(1834-1902)でした。絶対的な権力の腐敗を防ぐために、そして独裁者による戦争を防ぐために、私たちは自由民主主義の体制を、国際的な規模で頑丈(レジリエント)なものにしなければなりません。この問題を社会哲学の観点から捉えると、一つには、法治国家という場合の「法」をどのように捉えるべきか、という問題にいたります。 法は、法実証主義がいうように、実定法以外の規範を法的考察の対象から排除してよいのでしょうか。あるいは自然法の発想に従って、法を実質的
![法哲学の根本問題とは?――井上達夫『規範と法命題』を読む/井上達夫/橋本努(ホスト) - SYNODOS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a49a6f15114c99447276b115d1e90fa11dcc72f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsynodos.jp%2Fwp2%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F04%2Fcover-imPOkHatiD7YJSKH10AtTNUhV9TCYpYW-2.jpeg)