ナンセンスな作品世界で知られる作家・佐々木マキの初期漫画集『うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81』が、6月24日に発売される。 1960年代に『ガロ』で鮮烈なデビューを飾った佐々木は、その実験的作風とスタイリッシュな文体から後の漫画家や作家に多大な影響を及ぼした。また、福音館の「こどものとも」シリーズなど数多くの絵本制作のほか、村上春樹作品のカバー装画などを手がけており、子どもから大人まで愛される作品を世に送り出している。 約30年ぶりの復刊となる同書は、1960年代から1980年代初頭にかけて発表された前衛的漫画作品の数々から、単行本未収録作など含め、幻の作品として長らく入手困難となっていた作品を本人自らセレクトして集成したもの。装幀を祖父江慎が手がけており、総計400ページを超える決定版と言える内容だろう。 ※記事公開後に収録内容の一部が変更になりました
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