Lyrics Theory 歌詞分析家 @LyricsTheory 昨日はいろんな人に「日本語歌詞で英語的な発音を達成するにはどうすればいいか」を説明して回っていました。「半シラブル化」=CVC(子音・母音・子音)構造にするテクニックがあります。 サカナクション「新宝島」の促音(外来語とジェミネイション=子音重複) togetter.com/li/1467736 2022-07-18 21:51:30
映画公開から約3週間。MVの再生回数は2000万回を超えています。 曲の良さの理由として、もちろん宇多田ヒカルさんの「歌唱力」や「歌詞の素晴らしさ」が挙げられるでしょう。 ただ、その他に「曲構成」や「サウンド面」などにもリスナーを飽きさせない工夫を感じます。 今回は、その中で僕が気付いた部分をいくつか紹介していきたいと思います! イントロプラックの刻みイントロはシンセパッドの白玉と、プラックの刻みから始まります。 ※プラック…比較的アタック感が強く、サスティーンの短い音。 Ed Sheeran – Shape of You 世界的なヒット曲であるEd Sheeranの『Shape of You』。 典型的なプラック音色から始まります。フィルターによるサウンドメイクシンセパッドのローパスフィルター(高音域をカットするフィルター)が、徐々に外れていきます。 まるで、写真の明度が徐々に上がってい
以前から書く書く言って書いてなかった記事。 僕は個人的にアイマス音楽は異文化ジャンルの曲に挑戦する際に最大限のリスペクトを込めてるなーって印象を持ってます。 昨年僕がドハマリした「Hotel Moonside」もEDMというジャンルを真っ向から吸収して本場海外のEDMサウンドとなんら遜色無い仕上がりになっていて大変に驚きました。 前置きはここまでにして赤城みりあちゃんの 「Romantic Now」 誰が何と言おうと僕はこの曲を「日本語ラップ」と呼びます。 最近はフリースタイルダンジョンや高校生ラップ選手権の影響もありまして薄れてはいますが、大衆がラップに持っているステレオタイプな印象ってあると思います。 この曲は別に怖いお兄さんもブリンブリンな金のネックレスもサングラスもタバコも何も出てきません。 もう一つ、ラップに欠かせない要素が 押韻(ライミング)です。 韻を踏む、というのは必須とい
きょう1月19日は、歌手の宇多田ヒカルの36歳の誕生日である。宇多田は昨年、7thアルバム『初恋』をリリースしたほか、小袋成彬のデビューアルバム『分離派の夏』で、初めて新人アーティストの全面的なプロデュースも手がけた。デビュー20周年の記念日である12月9日には、千葉・幕張メッセで約12年ぶりの国内ツアーのファイナルとなる公演を行なっている。 あの衝撃的なデビューから20年 あの衝撃的なデビューからもう20年すぎたのかと思う人も多いだろう。1998年12月発売のデビューシングル「Automatic / time will tell」、翌99年2月発売の2ndシングル「Movin'on without you」の売り上げはともに100万枚を超えた。さらに1999年3月にリリースされた1stアルバム『First Love』は国内で860万枚を売り上げ、日本のCDアルバムセールスの記録を塗り替え
いよいよ平成最後の年がスタートしました。あと 4 ヶ月ほどで、新しい元号へ移行し、日本はいやがおうにも新時代を迎えてしまいます。こういった時間的な・特別な区切りのタイミングにおいては、そこまでの一定の時間がいったいどういった時間だったのかを振り返り、まとめたくなるものです。一部の音楽ファンは熱心に、その月のベスト音楽、半年のベスト音楽、1 年間のベスト音楽を選出します。いまは、それが平成だということです。 平成という 30 年と少しの間にリリースされ、流行した音楽 (もちろん、これは日本に限定されなければなりません) について、個人的なベスト・チョイスを決定するのは魅力的な行為です。一方で、個人的な思いとは別に、誰もが検討 (=反論) しやすいかたちで、平成を象徴する音楽を決定することも、音楽ファンにとっては関心があるでしょう。 本記事では後者、つまり、個人的な思いとは別に、平成を象徴する
数日前にSHISHAMOの「明日も」という曲のBメロからサビに行く間での転調はどうなのかって話題で盛り上がりTogetter上でも発起人自身がまとめたの含め複数のまとめが観測されました。既存のまとめでは反響リプとかが収録されてるのが中心で、普段作曲とか演奏とかに関わってる人の意見が少ないと思ったので、どうせならとそっち方面のアカウントの意見のみをまとめてみました。 他にもこの人も話題に挙げてたよってのがあるとコメ欄で教えていただけると幸いです。
先日、韻の神様であるICE BAHNの皆さんにインタビューさせてもらう機会をいただいた。 最近ではメンバーのFORKさんがフリースタイルダンジョンでモンスターとして活躍し再び注目を浴びているが、韻の世界においては長年にわたりトップに君臨している人達である。 このブログでは、ICE BAHNがなぜ韻の神様なのかを解説する。すでにICE BAHNが好きな人にとっては当たり前の話になると思うので、これ以降は読まずにすぐに上の記事を読んでもらいたい。 以降は、ICE BAHNのことを知らない、もしくはフリースタイルダンジョンで初めて知った、という人向けに書く。 「越冬」の衝撃 ICE BAHNが2003年に「越冬」という曲を出したときの衝撃は、ラップ好きなら誰もが覚えているはずだ。ここでは、解説がわかりやすいFORKさんのバースで解説をする。 0:50からを聞いてもらいたい。 この氷河期じゃ能書き
今秋より放送されているTVアニメ『灼熱の卓球娘』(テレビ東京系)のオープニング・テーマ「灼熱スイッチ」がすごい。 <問いかけを君にスマッシュする>と歌い終えた後に突入するサビの最初のコードが「増三和音」で、いわゆる「不協和音」の部類に入る和音なのである。これは普通のポップスではあまり見られないコードであり、もし使われるとしてもそれは「経過和音」として、つまり、あるコードからあるコードへの遷移の過程で仕方なくそれらを繋げる目的で使われるパターンがほとんど。なので、この曲のようにサビのド頭に使われるケースはかなり珍しい。 しかし、楽曲が恣意的に技術操作されているだけでは「すごい」とはいえない。それが、ポップスに違和感なく組み込まれているのが「すごい」のだ。「灼熱スイッチ」の場合、「灼熱」「卓球」の素早く激しいイメージと、「娘」の可愛いイメージという、独特のミスマッチ感を表現するためにあえて不協
やおき @yaoki_dokidoki 今組み立てている日本語歌詞のシラブル化論ではセカオワとEXILEトライブの楽曲を二本柱としている。 ポイントとしては1音に2モーラ以上を【シラブル化】することによって譜割するというもの。 2016-05-20 21:10:46 やおき @yaoki_dokidoki セカオワは典型的なシラブル化の例で、EXILEトライブはよりエクストリームな例にあげられる。 たとえば、セカオワの「RPGれと三代目J Soul Brothers の「R.Y.U.S.E.I.」の歌詞にはいずれも「ペルセウス座(の)流星群」というフレーズが現れる。 2016-05-20 21:16:19
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く