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ブックマーク / xtech.nikkei.com (5)

  • [同時実行編]第1回 ほかのトランザクションからの影響

    「更新処理とトランザクション編」では,データベースの更新処理とトランザクション処理が行われる時のRDBMSの動作について説明しました。その時の説明は,あくまでも1つのトランザクションが実行される時のものでした。でも,実際にアプリケーションが完成し動作する時には,複数のトランザクションが同時に実行されることになります。 アプリケーション開発者は,個々のトランザクションを実現することはもちろんのこと,それらのトランザクションが同時に実行されることも意識する必要があります。 データベース・アプリケーションを開発していて,「単体トランザクションを動作させている時は何の問題も無かったが,ほかのトランザクションを同時に動作させたら問題が発生してしまった」といった経験はありませんか。あるトランザクションがほかのトランザクションの影響を受けてしまう。これはよくあることです。このような時のために,RDBMS

    [同時実行編]第1回 ほかのトランザクションからの影響
  • 事例が続々(前) 損保ジャパンの挑戦

    でもSaaS導入を積極的に進める企業が一気に増えてきた。損害保険ジャパンはSaaS型のCRM(顧客情報管理)システムを戦略的プラットフォームと位置付け導入範囲を広げる。東京カンテイはSaaSをIT統制に活用している。 ■損保ジャパン 戦略基盤として16業務に展開 2007年4月、損保ジャパンは1つのシステムを稼働させた。このシステムの開発案件がIT企画室に持ちかけられたのは1カ月前の3月のことだ。 内容は、4月以降に満期になる自動車保険や火災保険を更新する際、対象物件の査定や契約内容が適切かどうかを確認するというもの。各代理店が契約した保険のなかで内容に問題があるものを各支社がシステムに登録し、対応の履歴を記録する。 損保ジャパンは全国5万7400の代理店、516の支社を抱える。表計算ソフトなどで対応の進捗を管理するのは事実上不可能だ。 そこで活用したのが、セールスフォース・ドットコム

    事例が続々(前) 損保ジャパンの挑戦
  • 第14回 テクニカルエンジニア(データベース)試験

    第14回 テクニカルエンジニア(データベース)試験 過去問題をみっちり解いて,午後試験の苦手分野を克服 私は,10年ほど前から,メインフレームの階層型データベースの管理や維持作業,運用支援を担当している。データベース設計を行う部署ではないが,私の周囲はみな階層型データベースのプロ揃いである。 そんな私が,情報処理技術者試験が新制度になった2001年に,「テクニカルエンジニア(データベース)試験」を受験した。データベースの知識をより深めるためである。しかし,結局6回も受ける羽目になってしまった。 実務経験がないため,SQLの問題をパス 4択の選択式問題が出題される午前試験は,毎回75%以上は取れていた。第一種情報処理技術者試験に合格していたこともあり,さほど苦労は感じなかった。 敗因は,穴埋め問題が出題される午後I試験にあった。 午後I試験は,4問中3問を選択して答える。4問の内訳は毎年,

    第14回 テクニカルエンジニア(データベース)試験
  • ITpro 総合トップ

    企業に大人気、生成AI技術「RAG」の落とし穴 実運用では細かい工夫が不可欠なRAG、導入後にも継続的な改良やユーザー教育

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  • 第10回 パフォーマンス管理・待ち行列理論

    待ち時間の謎を解く「待ち行列理論」 Webサーバーに負荷がかかるとレスポンス時間が長くなるということは,「待ち行列理論」によって説明がつく。図1左は,Webサーバーでの平均待ち時間(Wq)を計算したものだ。リクエストの平均到着間隔をTa,平均処理時間をTsとすると,Webサーバーの利用率(ρ)と平均待ち時間(Wq)は図中のように表される。この関係に基づき,ρと待ち時間の割合をグラフ化すると,図1右のようになる。グラフの横軸はρで,縦軸は待ち時間(Tsの何倍かかるか)を示す。ρ=0.5の場合は処理時間と等しい(等倍の)待ち時間がかかり,ρ=0.8の場合は同4倍,ρ=0.9の場合は同9倍の待ち時間がかかる。この結果から,Webサーバーの利用率が大きくなるほど,急激に待ち時間が増えると分かる。つまり,Webサーバーに負荷がかかると,レスポンス時間は極端に長くなるのだ。 図1●待ち行列理論 待ち行

    第10回 パフォーマンス管理・待ち行列理論
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