年取ったからでも、飽きたからでも無い。 金がないからや。
![もう最新のゲームについていけない。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)
暗い部屋。 画面に映されたウェブサイトを眺める。 うだつのあがらない毎日を過ごしている。 夜、一人でインターネットを徘徊する。 面白いものを求めて。 読者は常に刺激を求めている。 俺はウェブメディアの編集をしている。 面白そうな記事やライターを集め、アクセスを稼ぐのが仕事。 「この記事なんていいんじゃないか?」「そうだな」「まるでギャグ漫画日和みたいなツッコミじゃないか」「これもいいぞ、やっぱり今は『興味』の時代だよ」「ああ」 「どうだ?」 「…少し上品すぎませんか?」 「なにか…」 「強烈なのが欲しい。激しいのが」 担当ライターとの打ち合わせ。 実力はあるのだが、イップスに陷っているようだ。 「どうでしたか?僕の記事、通りそうですか?」 「ああ、会議の評判は良かった。掲載に関しては、まだ確定じゃないから何ともいえないが」 本当は多分、通らない。会議での評判は芳しくなかった。 その場しのぎ
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