自民党の岸田総裁は、4日の組閣を前に、閣僚の顔ぶれを固めました。 財務大臣にはベテランの鈴木元総務会長を、総裁選挙で争った野田幹事長代行を少子化・地方創生担当大臣に起用する意向です。 また、新たに設ける経済安全保障の担当大臣には若手の小林鷹之・衆議院議員をあてるなど、10人余りが初めての入閣となります。 自民党の岸田総裁は、4日に召集される臨時国会で行われる衆参両院の本会議での総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する運びで、就任後直ちに新しい内閣を発足させることにしています。 これを前に岸田氏は、4日夕方、自民党本部に入り、官房長官に内定している松野博一氏らと協議し、閣僚の顔ぶれを固めました。 このうち、麻生副総理兼財務大臣の後任となる財務大臣には、麻生派のベテラン、鈴木俊一氏を起用する意向を固めました。 また、新型コロナウイルス対策を担当する閣僚としては、厚生労働大臣に無派