――さて、本題に入りますが、高橋さんと時田さんがゲーム制作をごいっしょしたのは、『ライブアライブ』が初めてだったのでしょうか? 時田これが初めてですね。僕が浅野智也率いる浅野チームに合流してから、いっしょに仕事をするようになりました。 高橋僕は2009年にスクウェア・エニックスに入社し、その後2010年から浅野のさんのチームに入って、2012年発売の『ブレイブリーデフォルト』の開発がスタート地点だったので。ぴったり時田さんとは入れ違いですね(笑)。 時田そのころ、僕は『ファイナルファンタジー レジェンズ』の開発に関わっていて、その後、浅野チームに合流するのは、『オクトパストラベラー』発売のころでした。 ――浅野チームへはどのような理由で合流したのでしょうか? 時田そのころ、AAA級のタイトルが市場の多くを占めていた中で、Nintendo Switchのヒットによりさまざまなジャンルのタイト