ブックマーク / number.bunshun.jp (45)

  • イチロー引退会見で読み取れた、番記者たちの“地獄”と信頼関係。(プチ鹿島)

    記事を書いたデイリーの小林記者はイチローがメジャー1年目の2001年に初めて野球を担当したという。そんなルーキーに当時27歳のイチローは容赦なかったと振り返る。 《「次どうぞ」、「それ、答えなきゃいけないかな」。記者の質問をことごとくはねつける。無言でスルーされる。そこまで厳しくされる理由が分からなかった。》(デイリー・3月22日) それから3年後に初めて単独インタビュー。イチローが求めていたのは「プロフェッショナル」だったことを知る小林記者。 後年、「(あの頃は)地獄でした」とイチローに語ったという。引退を伝える記事の最後は「イチローには感謝の言葉しかない」。 「僕に鍛えられたんだから……」 同じ紙面には「'94年~'97年までオリックス担当」の記者が、 《記者泣かせの選手だった。》 《想定通りにやりとりが進んだことなんてなかった。》 《「学級新聞じゃないんだから」。時に叱られ、呆れられ

    イチロー引退会見で読み取れた、番記者たちの“地獄”と信頼関係。(プチ鹿島)
    yarumato
    yarumato 2019/03/26
    “再会したイチローに「僕にあれだけ鍛えられたんだから、取材でコワイものなんてなくなったでしょ?」と言われ「やはり確信犯だったか」と苦笑。取材する記者も当然プロフェッショナルであるべきと考えていたのだ”
  • 大谷翔平が社食で牛丼を食べた夜。「時間の使い方」こそ一番の才能。(田中大貴)

    「翔平のプライベートな時間は、二刀流を続けるためにある」 「自由時間はすべて、自らを高めるために使っている」 こう語るのは、日ハム時代に大谷翔平と同じ5年間を投手コーチとして過ごした黒木知宏氏。栗山英樹監督を含め、周囲の人が大谷翔平というアスリートを語るとき、決まって「時間」という言葉が使われるのが特徴的です。 投手と打者。大谷選手は前代未聞の二刀流をプロの世界で、しかも、信じられないような高い次元で実現させてきました。 24時間365日という、すべての選手に平等である「時間」。この「時間」と向き合い、「投手だけに時間を使う」「打者だけに時間を使う」のではなく「両方に時間を費やす」という至難の業をやってのけてきました。 そして、アメリカに渡っても、大谷選手こだわりの二刀流はさらに進化を遂げ、大リーグの舞台でも認められるスタイルになりました。 「社に行きましょう」 黒木氏の口から大谷選手

    大谷翔平が社食で牛丼を食べた夜。「時間の使い方」こそ一番の才能。(田中大貴)
    yarumato
    yarumato 2018/11/26
    “「自由時間はすべて自らを高める」監督を含め周囲が大谷翔平を語るとき決まって「時間」という言葉を使う。「社食に興味がありましたし、店へ向かう移動時間がもったいないので」。緻密で妥協のない時間管理能力”
  • eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。(2/3) - eスポーツ - Number Web - ナンバー

    LoLの世界大会決勝で感じたこと。 筆者は先日、eスポーツ界最大のタイトル『League of Legends』(LoL)の世界大会決勝を観戦しに韓国へ行ってきた。 最大では収容人数5万人を超える仁川文鶴競技場がファンで埋まったこの一大イベントについて、規模やお金の話をすることはいくらでもできる。 今年から大型スポンサーもついたし、世界大会で発表されたテーマ曲は全米でダウンロードランキング1位になった。世界中の視聴者を足し算すれば巨大な数字が出るのも間違いない。 でもそれ以上に現場で強く感じたのは、このゲームと選手たちに注がれるとんでもない熱量の愛情だ。 ではその愛はどこから来ているか。無数にある理由の中から、特に重要だと思うものを紹介したい。 まず何よりも大切なのは、『LoL』というゲームが単純に面白いということだ。 1年で数百、数千という数のゲームがリリースされ、そのほとんどが数カ月か

    eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。(2/3) - eスポーツ - Number Web - ナンバー
    yarumato
    yarumato 2018/11/16
    “プレーヤーや観客のほとんどが10代、20代の若者で、彼らが「自分たちのための文化だ」と自然に認識しやすい。オールドファンがデンと座っているのは若者の参入障壁。野球やサッカーを苦しめる構造的な問題”
  • eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。 - eスポーツ - Number Web - ナンバー

    eスポーツという言葉を、一般のニュースでもよく見かけるようになった。 だいたい、こんなキーワードと一緒に登場していることが多い。 賞金28億円、トップ選手の年俸は1億円超え、世界の競技人口は1億人、大企業や有名アスリートがスポンサーとして参入……などなど。 これらは要するに「お金」の話である。もう少し正確に言えば、「市場規模」についての情報を示す言葉たちだ。 ゲームの楽しさや選手の個性という話を飛ばしてお金の話ばかりが広がっていく現状は、eスポーツを取材する人間としても1プレーヤーとしてもお腹いっぱいだと感じている。 思い起こせばeスポーツという言葉への反応は、ゲームメディアを除けば経済メディアがもっとも早かった。それはつまりeスポーツという「新興市場」が成長しており、ビジネスチャンスがありそうな業界だ、という文脈でニュースバリューを持ったからだろう。 しかしちょっと考えてほしいのは、たと

    eスポーツは「有望な新市場」ですか?お金の話ばかりが話題になる違和感。 - eスポーツ - Number Web - ナンバー
    yarumato
    yarumato 2018/11/16
    “せっかくのエンターテインメントなのだから「ビジネスモデルをどう構築するか」話より「大谷のホームランあれどうなってるの?」話が溢れている方が楽しい。 eスポーツなら「ときどの豪鬼は動きがおかしい」とか”
  • 森岡隆三が語る鳥取での1年半。スタイル、予算、解任、そして今後。(寺野典子)

    「明日、朝、クラブハウスまで来てもらえますか?」 改まった様子の強化担当者の言葉に、森岡隆三は「ポジティブな話か? ネガティブな話か?」と問うたが「わかりません」と歯切れは悪かった。「鳥取にサッカーの土台を作ってほしい」と 森岡をクラブに招へいし、ともに戦ってきた強化担当者の態度が、その日は頑なだった。 そして翌日、クラブハウスのある鳥取へ出向いた森岡に解任が告げられた。 監督就任2シーズン目の今季は、開幕6試合負けなしとスタートダッシュには成功したが、徐々に勝てなくなった。1分4敗。2週間の中断期を経て、6月2日対秋田戦で約2カ月ぶりの勝利。10位だった順位も、暫定とは言え首位と勝ち点5差の7位に回復。しかしその翌日、森岡の解任が決まり、発表された。 「開幕から数カ月後に成績が停滞するというのは、昨年の経験もあり、僕の中では想定内でした。 プレシーズンでの強化が足りないことも原因の1つと

    森岡隆三が語る鳥取での1年半。スタイル、予算、解任、そして今後。(寺野典子)
    yarumato
    yarumato 2018/09/10
    “ガイナーレ鳥取の米子グラウンド。冬の練習は雪かきからだが8人×数時間でも30m^2しか確保できず練習試合も。月給10数万円の選手も。2017年の選手の半分が去った。ホームへはバスで片道2時間。アウェーへの移動は列車”