ブックマーク / miyearnzzlabo.com (77)

  • 坂口博信 ナーシャ・ジベリの天才的プログラミングを語る

    坂口博信さん、成田賢さんが2024年6月22日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で初期『ファイナルファンタジー』シリーズなどを手がけた天才プログラマー、ナーシャ・ジベリについて話していました。 (鳥嶋和彦)やっぱり当時は(開発が)早いよね。 (坂口博信)最長で10ヶ月ですね。 (Naz Chris)ドラクエも早かったんですよね。 (堀井雄二)1なんか半年ぐらいで、2もそのぐらい作っていて。すぐ出したからね。で、3」でやっと1年かかったという話なんで。 (Naz Chris)当時のファミコンのゲームって、そんなもんなんですか? 平均的に1年以内で開発できるんですか? (堀井雄二)容量が少ないんでね、分量がなかったんだよね。1で64KBしかないんで。そこに絵を入れて、音楽を入れて、プログラムをしてっていう。 (坂口博信)そうですね。成田が言ったようにナーシャって

    坂口博信 ナーシャ・ジベリの天才的プログラミングを語る
    yarumato
    yarumato 2024/06/25
    “「ゲームっぽい出会いですね(笑)」 坂口「革命で追放されたイランの王族ですよ? 天才プログラマーだったっていう。あいつ、ステーキしか食えないんですよ。」”
  • 鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る

    (Naz Chris)私、『KING OF POP』のインタビューとか、峯田くんとの対談で拝見したんですけど。「広末涼子さんが出た時に当にかわいくて。広末涼子に俺たち、なりたかった」みたいな。だから自分が女の子になったらどういう女の子がいいだろう、みたいな目線が新しいと思いましたね。 (鳥嶋和彦)というか、そんな視点で書いた男の漫画家はいなかっただろうね。「女の子になりたい」って。だから逆に言うと、さっき江口さん言ったけど。ちばさんはキャラクター1人1人になって、その気持ちで書くっていうじゃない? 江口さんもそれなんだよね。憑依型だよね。 (江口寿史)憑依っていうか、男じゃ絶対手に入れられない無敵な時期が羨ましくてしょうがないっていうかね。 (鳥嶋和彦)今でも? (江口寿史)今でも。女性のね、ある時期の無敵感。誰もかなわないと思う時があるんですよ。女の人って。それに絵を迫りたいっていうの

    鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る
    yarumato
    yarumato 2024/05/29
    “絵の方が手っ取り早い(笑)。漫画はね、カメラだけじゃなくて、シナリオとか、いろいろとやんなきゃね。だけど、漫画として定着化できれば、残っていくんだよ。作品集として。 漫画家の机の上には必ず鏡がある”
  • 鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る

    (Naz Chris)でも私、95年の『COMIC CUE』で漫画をカバーするっていう。短い短編だったり、1枚の漫画を書いてたりするっていう。なんか、ああいう江口先生のそのヒップホップのサンプリングみたいな、ああいうことはすごく好きでした。 (江口寿史)それもやりたいなって。 (鳥嶋和彦)外から見ると、そう言うよね。あれはセンスだから。あの仕事は。でも、僕からすると無駄遣い。そんなね、人の漫画に対して目利きしてる場合じゃないだろう? そんな時間があったら、テメエの絵コンテを見ろよ!っていうね。 (江口寿史)それはいいですね。編集者っぽいね(笑)。 (鳥嶋和彦)もうね、それって当に無駄遣い。虫眼鏡のように1点に何かを集めなきゃいけない時に、鏡で反射して外に散らばらせてどうするの?っていう。 (Naz Chris)両方はダメなんですか? (鳥嶋和彦)できない。無理。虫眼鏡の作業をやらなきゃい

    鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る
    yarumato
    yarumato 2024/05/29
    “単なるイラストレーターのうまさじゃないんですよ。臨場感。一瞬を撮っていて。アップで撮ってるんじゃないんだよね。後ろ姿とか、何気ない瞬間、仕草、日常的な風景を上手く切り取ってる。この鮮度はね、他の”
  • 鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る

    鳥嶋和彦さんが2024年5月25日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中でゲストの江口寿史さんが『ストップ!! ひばりくん!』で行き詰まり、イラストレーターの仕事がメインになっていった経緯についてトーク。イラストレーターとしての江口寿史さんについて話していました。 (鳥嶋和彦)今回の展示を見てね、僕はやっぱりボクシングの『エイジ』のワンシーン。ボクサーが飛ばされてロープに……ナズさんに説明したのよ。わざわざ呼んで。「このシーンがなぜすごいか、わかる? 江口寿史のすごさ、目のよさがここにあるよ。普通の人にはわかんないでしょうけど」っつって。そうそう。でね、書けるんだよ。でも、書かないのよ。で、結局ね、イラストに行くようになったきっかけは絵にこだわって漫画を書けなくなって。そうすると、いろんなことで追い詰められていって。 で、僕はこのへんの情報を読んで初めて知ったんだけ

    鳥嶋和彦 イラストレーター江口寿史を語る
    yarumato
    yarumato 2024/05/29
    “1枚いくらのものを書いてどうすんの? 漫画なら、印税が入ってくる。キャラクターは、世界各地で稼いでくれるわけですよ。鳥山と並ぶぐらい、才能があるのに。圧倒的な収入格差はイラストを書いてるから(笑)”
  • 野沢雅子・森下孝三・鳥嶋和彦 現代アニメの説明過多問題を語る

    野沢雅子さん、森下孝三さん、鳥嶋和彦さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』で現代アニメーションの説明過多問題について、話していました。 (鳥嶋和彦)テレビシリーズの時には、オンエアする前に1回、見る機会は? (森下孝三)いや、もう必ず。今はどうか知らないけど、必ず僕らの場合は見て。 (鳥嶋和彦)その時に「しまった」って思うとか「これは……」って思ったりすることは? (森下孝三)結局、実は昔は今よりも丁寧に作っていて。最初は音も音楽もない、オールラッシュっていうラッシュだけのやつがあって。で、次は全部、完パケのやつを見るでしょう? だからだいたいオールラッシュのところで、全部直すの。そこだったら、書き直したりなんていうのができるじゃない? だからだいたい、そんなだよね。 (鳥嶋和彦)毎週、だから結構ギリギリでしょう? 直しをやる時は。 (森下

    野沢雅子・森下孝三・鳥嶋和彦 現代アニメの説明過多問題を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “日本人は世界に出ないから逆にいろいろできた。平均値のものを作らなくていいから。 新しいアニメは、絵はうまいが、コマを飛ばしてない、隅々まで描いてる。想像させられない。今の漫画はセリフで説明しすぎ”
  • 野沢雅子 悟空を演じる日は朝からかめはめ波が打てる話

    野沢雅子さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』でアニメ『ドラゴンボールZ』についてトーク。「悟空を演じる日は朝からかめはめ波が打てる」と話していました。 (Naz Chris)たしかに。野沢さん、今まで一度も代役を入れたことはなく、演じきったっていうことを聞いて。ものすごいことですね。 (野沢雅子)私にしたら、「役者だったら普通でしょう?」ってなっちゃうんですよ。 (Naz Chris)いや、その自分の健康とか、自分の情熱とかモチベーションも含めて、それを保っていられるっていう秘訣っていうのは、どういうところですかね? (野沢雅子)私、ともかく……たとえば悟空をやってる時に「今日、悟空のあれがある」ってなると、「目が覚めたら、もうすぐに私はかめはめ波を打てるわよ!」って言ったら、みんなに言われたんですよ。「ええっ、起きてすぐですか?」「打て

    野沢雅子 悟空を演じる日は朝からかめはめ波が打てる話
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “悟空は野沢さんと一緒に生きてきたんですね。いつも悟空は裏切らないなって思っていて。子供たちの期待とか思いを。それがなんでなのかっていうのが今日、やっとわかりました。”
  • 鳥嶋和彦と森下孝三 17年ぶりの映画『ドラゴンボールZ 神と神』制作を語る

    鳥嶋和彦さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』で声優の野沢雅子さん、東映アニメーションの森下孝三さんを迎えて『ドラゴンボール』シリーズの17年ぶりの劇場映画『ドラゴンボールZ 神と神』が作られたきっかけを話していました。 (鳥嶋和彦)そうこうしたらね、『ドラゴンボール』。漫画も終わり、アニメーションも終わり。それで、僕は不意だったけど『GT』もやり(笑)。まあ、バンダイさんとかフジテレビとか東映アニメとか、いろんなお世話んなっているところがあったから。で、それも終わり。で、僕も現場を離れて数年して。ある時、森下さんが……今、こんなにお元気そうですけど。ちょうど12年ぐらい前かな? (森下孝三)そう。12、3年前だね。 (鳥嶋和彦)ものすごい顔色が悪くて。病気だって知っていたからね。で、僕のところにやってきて。「鳥嶋さん、僕、明日入院するん

    鳥嶋和彦と森下孝三 17年ぶりの映画『ドラゴンボールZ 神と神』制作を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “鳥山の絵って意外と難しくて。特にこのほっぺの線を柔らかく書けないと、全くキャラクターが似ない。中鶴は鳥山の仕事場まで行って、悟空を書くところを見せてもらって。それで鳥山がOKのラインで書けるように”
  • 野沢雅子 レッドリボン軍・トイレ中の悟空銃撃シーンのすごさを語る

    野沢雅子さんと森下孝三さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』でアニメ『ドラゴンボール』で印象的だったシーン、トイレに入っている悟空をレッドリボン軍が銃撃するも、それを「痛ってぇー!」で済ませてしまったことについて話していました。 (Naz Chris)野沢さんがいくつか、思い入れのあるシーンっていうのを挙げられていて。ひとつがレッドリボン軍との戦いのところで、スノっていう女の子が出てくるんですけど。彼女の家に立てこもっている時にドンドン!って来るという、あのシーン……。 (野沢雅子)そうなの! だってレッドリボン軍が来て、もう世の中が大変なことになっちゃって。で、その彼女の家に入ってくるじゃないですか。そうすると、みんなこんなになっちゃって。「どうなっちゃうんだろう?」って。で、悟空はその時、トイレに行っていたんですよね。で、「悟空、トイレ

    野沢雅子 レッドリボン軍・トイレ中の悟空銃撃シーンのすごさを語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “悟空はやっぱり戦うのが好きで。別に相手が憎くて戦ってるわけじゃなくて恨みは全然ない。そこが鳥山さんのキャラクターの独特のスケール感というか、器なんですよね。いいですよね。”
  • 森下孝三 ロボットアニメの「動き」の演出を語る

    東映アニメーション会長の森下孝三さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』で『マジンガーZ』や『トランスフォーマー』などのロボットアニメで「動き」を出すための演出法について、話していました。 (鳥嶋和彦)一方、その森下さんの演出助手をやられて以降の話をお聞きしたいんですけど。僕、お願いに行ったあの『聖闘士星矢』の監督なるまでって、森田さんの監督・演出人生っていうのはどんな感じだったんですか? (森下孝三)いや、もうチンピラでしたよ。 (一同)アハハハハハハハハッ! (森下孝三)一番言うことを聞かない……要は演出助手は8ぐらいしかやっていなくて。助監督は。 (鳥嶋和彦)あれですよね? いきなり東映アニメに入って。 (森下孝三)そうそう。で、最初は実写の方だと思って行って。アニメーションっていうか、そういうのは知らなかった。で、映画が好きだったか

    森下孝三 ロボットアニメの「動き」の演出を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “東映アニメ、テレビシリーズでセルの枚数が少ない。どうスピード感を持たせた動きを?「ギリギリまで動かさないで溜めて、次の一瞬パッと動かせばすごく動いて見える」「漫画のコマ割りと一緒か!」”
  • 森下孝三 野沢雅子の孫悟空・悟飯の一人二役を決めた理由を語る

    『ドラゴンボールZ』の監督・演出を務めた森下孝三さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』の中で野沢雅子さんの孫悟空・悟飯親子の一人二役を決めた理由について、話していました。 (森下孝三)そうだね。(同時に)4役だね。 (野沢雅子)そう。やってる間はね、その役になりきってるから全然何とも思わないんだけど。それでちょっとテストで1回やってから、休憩があるじゃないですか。で、「ここのセリフ、こんな風に直していただけますか? 違う風に……」って。セリフを違う言葉で言いたいっていうのがあるわけですよ。聞いていて、「ここはこの方がいいね」なんて。そうすると「わかりました」って、セリフの直しが入って。そうすると、それを待っている間、誰もいない所で1人でポツンと待っていて(笑)。 (鳥嶋和彦)寂しい(笑)。 (野沢雅子)そう。「誰もいないの、寂しいな」と思っ

    森下孝三 野沢雅子の孫悟空・悟飯の一人二役を決めた理由を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “野沢雅子「漫画の先のストーリーはあえて読まない。他の役の人にも初めて会いたいし。本を読んでいたら今後出てくる人を既に知っていて、演技が違ったりするから読まない。 終わってから、読むんです。”
  • 森下孝三『聖闘士星矢』から『ドラゴンボールZ』へ移った理由を語る

    東映アニメーション会長の森下孝三さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』で鳥嶋和彦さんに請われて『聖闘士星矢』から『ドラゴンボールZ』に移った理由を話していました。 (鳥嶋和彦)それで『聖闘士星矢』を小山さんとおやりになられていて。で、僕が『ドラゴンボール』のお願いに行ったんですけど。お願いに行って会った時の印象って、どうでしたか? (森下孝三)あのね、『星矢』はチーフディレクターだったんだね。あの時、ちょうど38ぐらいかな? でもね、やっぱり演出っていうのもいつかは抜かれちゃうわけですよ。で、わりかし早くやってきたから、もう潮時だなと。で、「今更ローテーション演出は嫌だな」と思ってたわけ。そこにそういう声があったから、あれだよね。両方だよね。「ちょうどいいな」っていうのと「潮時だな」っていうのの。 (鳥嶋和彦)じゃあ、森下さん的にはもう仕事

    森下孝三『聖闘士星矢』から『ドラゴンボールZ』へ移った理由を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “ドラゴンボール無印のテレビの視聴率ってじりじり落ちていて。格闘がシビアで重くなってるのに、アニメがそれを描いてない。アラレちゃんからのスタッフを大幅に取り替え。Zになって、奇跡的な視聴率のV字回復”
  • 鳥嶋和彦『ドラゴンボールZ』・タイトルに「Z」がついたきっかけを語る

    鳥嶋和彦さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』で声優の野沢雅子さん、東映アニメーションの森下孝三さんを迎えてアニメ『ドラゴンボール』についてトーク。『ドラゴンボールZ』とタイトルを変更してリニューアルした理由について話していました。 (Naz Chris)鳥嶋さん、今日はどういう話をしていくという? (鳥嶋和彦)やっぱり『ドラゴンボール』がなぜここまで……日だけじゃなく、世界中で支持されてるか?っていうのは当然、漫画の力もありますけど。やっぱり何といってもアニメーションの力が大きい。で、このアニメーションをずっと支えてくれた恩人。僕からすると「3人の天使」って呼んでいるんですけども。野沢雅子さんと、それから演出・監督の森下孝三さんと今日は実は都合でいらっしゃられなかった脚の小山高生さん。この3人が特にね、僕にとっては当の恩人なんで。こ

    鳥嶋和彦『ドラゴンボールZ』・タイトルに「Z」がついたきっかけを語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “ドラゴンボールが世界中で支持されるのはアニメのおかげ。アニメを支えた3人の恩人。声優の野沢雅子と演出・監督の森下と脚本の小山。バトル演出に不満で演出・監督・脚本を違うスタッフにしてタイトルも一新”
  • 堀井雄二「大人」の定義を語る

    堀井雄二さんが2023年8月28日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中でドラクエ12が「ダークで大人な感じ」と言われている中、自身の考える「大人」の定義を話していました。 (Naz Chris)堀井さん、これから作ってみたいものっていうと、どうですか? (堀井雄二)なんだろうね? いろいろ今まで話がいっぱい出たけど。ゲームって、ある意味現実だと思うわけ。嫌な現実を忘れるための……エンタメってそういうものだと思うんだけども。現実逃避をクリアした後に、その嫌な現実に戻った時になにかを変えられる勇気みたいなのが得られるゲームを作れたらいいなと思いますね。 (鳥嶋和彦)ささやかな夢ね。 (堀井雄二)そうそう。 (橋野桂)素晴らしいですね。当にそう思いますね。 (Naz Chris)くじけない心とか(笑)。 (堀井雄二)そうそう。諦めない心ね。できない言い訳はいっぱい

    堀井雄二「大人」の定義を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “作ってる最中は、やっぱりチームスタッフの誰かのいい仕事を見た時に「ああ、こう来たか」ってワクワクして。「じゃあ、自分も頑張ろう」みたいな。集団作業でね、そこが一番、やってて楽しいなって。”
  • 堀井雄二と鳥嶋和彦『ドラゴンクエスト1』ができるまでを語る

    堀井雄二さん、鳥嶋和彦さんが2023年8月28日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で『ウィザードリィ』や『ウルティマ』の影響を受けて『ドラゴンクエスト1』を作ろうとしたことについて話していました。 (Naz Chris)私、世代的にRPGの原体験、最初が『ドラゴンクエスト3』だったんですけど。遡って1、2とプレイして。あとは12を待つのみだな、みたいな感じで今、いるんですけど。橋野さんもRPG原体験って実は『ドラゴンクエスト』の初代だったんですか? (橋野桂)僕はドラクエ1なんですよ。中学生ぐらいの時にやって。で、パソコンとかを持ってなかったんで、当に「ロールプレイングゲーム、面白い!」って思ったんで。『ドラゴンクエスト1』。今でも当に覚えてますね。今、それを作った方々が目の前にいらっしゃるので、ちょっとどうしようかって感じなんですけど。 (Naz Ch

    堀井雄二と鳥嶋和彦『ドラゴンクエスト1』ができるまでを語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “漫画家になりたいんだけど、たまたまコンピュータと、ロールプレイングと知り合って。「このシステムを使って漫画できないかな?」と作ったのが『ドラゴンクエスト』。だからドラクエの物語って、人のセリフだけ”
  • 堀井雄二・鳥嶋和彦・橋野桂「ドラクエらしさ」を語る

    堀井雄二さん、鳥嶋和彦さん、橋野桂さんが2023年8月28日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で「ドラクエらしさ」について話していました。 (橋野桂)さっきの結婚のシナリオ的なギミックとか、そういうのが注目されがちですけど。僕、最近もやっぱりドラクエとか、改めてやったりするんですよ。やっぱりそのNPC……街の人たちとか。これ、失礼な言い方になっちゃったら、すいません。ムダがないんですよね。当に必要で置いてある。特に感心したのはね、最初の村とかで一悶着あって。で、旅立つじゃないですか。旅立つ時の関所の人たちの、あのなんていうか、無責任な突き放し方っていうのかな? ああいうのも結構感動しちゃって。 (鳥嶋和彦)なるほど(笑)。すごいところに感動するね(笑)。 ゲームを作る立場になってはじめてわかるムダのなさ (橋野桂)若い時は気づかなかったんですけども。やっぱ

    堀井雄二・鳥嶋和彦・橋野桂「ドラクエらしさ」を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “初期のドラクエ、ファミコンだと、ひらがなだからね。句読点を入れると結構うるさいんで。句読点じゃなくて、スペースだけにしたんだよね。単語を切って。”
  • 堀井雄二 ドラゴンクエストシリーズのシナリオの作り方を語る

    堀井雄二さんが2023年8月28日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で『ドラゴンクエスト』シリーズのシナリオの作り方について話していました。 (堀井雄二)シナリオも全部、書いているんだっけ? (橋野桂)シナリオも、一字一句を書いているわけじゃないですけども。プロットまでは作って。ペルソナなので、そうしなきゃみたいな。 (堀井雄二)ペルソナって割と、ずっとそのテーマですか? (橋野桂)ジュヴナイル……つまり若い人たちがどうやって大人になっていくかのところでやってますね。堀井さんとか、シナリオを作る時ってどこから入るんですか? (堀井雄二)僕はね、割とイベントから作るの。 (橋野桂)イベントの1シーンですか? イベントから作る (堀井雄二)そのいろんな……街に行ったらドラクエっていろんなイベントが起こるじゃないですか。だからそういう……「魔王を倒す」っていうこと

    堀井雄二 ドラゴンクエストシリーズのシナリオの作り方を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/09
    “シナリオを作る時、割とイベントから作る。どういうことが起きたら面白いか? クエストとかイベントから作って。キャラを立てるイベントはどういうイベントでこのキャラが一番立つか?って。”
  • 鳥嶋和彦と桂正和「プロの漫画家」になれる人の条件を語る

    鳥嶋和彦さんと桂正和さんが2023年7月31日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中で「プロの漫画家」に向いている人について、話していました。 (Naz Chris)桂先生、でも鳥嶋さんが10代だった少年の漫画家の卵の実家まで行って、親御さんに頼んだっていう。これは後にも先に、鳥嶋さんにとって桂さんだけっていうのは? (桂正和)ああ、それは当にありがたかったですね。 (Naz Chris)それは千葉のご実家で行われたんですか? (桂正和)そうです、そうです。うちまで来てくれました。 (Naz Chris)その時、どんな感じだったんですか? (鳥嶋和彦)あなたも同席してた? (桂正和)してない気がするんですよ。 (Naz Chris)してないんですか? (鳥嶋和彦)ということは、ご両親と僕だけだよね? (桂正和)たぶん。なんか記憶にないんですよ。 (Naz Chri

    鳥嶋和彦と桂正和「プロの漫画家」になれる人の条件を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/08
    “鳥山先生も桂先生も賞金のため始めて、漫画好きでなくて。編集者「こういう風に直して」に従えない漫画家はプロになれない。桂正和「思い入れ、ないから直せる(笑)絵は自分の納得ではなく読者に向けてますから”
  • 野沢雅子 鳥山明に「この人が孫悟空です」とオーデションで選ばれた話

    野沢雅子さんが2023年9月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局』の中で『ドラゴンボール』の孫悟空役オーデションで鳥山明先生から直々に「この人が悟空です」と選ばれた話をしていました。 (鳥嶋和彦)それで野沢さん、『鬼太郎』をおやりになって、その後は『いなかっぺ大将』ですか? (野沢雅子)『いなかっぺ大将』。それで『銀河鉄道999』で。これ、全部原作者の先生がオーディションで選んでくださったもので。それが不思議に大ヒットしているんですよ。不思議だなと思って。 (鳥嶋和彦)そうなんですよね。実はその後、『ドラゴンボール』のオーディションでも鳥山先生が野沢さんを選んだんですよね? (野沢雅子)そうなんです。 (鳥嶋和彦)で、実はさっきね、外で話したんですけど。フジテレビのプロデューサーは鳥山さんとか僕らに対して、野沢さんの名前が一番下で。できるだけ見せないようにして

    野沢雅子 鳥山明に「この人が孫悟空です」とオーデションで選ばれた話
    yarumato
    yarumato 2024/03/08
    “鳥山「描いていると野沢さんの声でセリフが頭の中に出てくるから。あとはそれを原稿用紙に移すだけだ」 プロデューサーは無名声優を選んで自分で育てたと言いたいが、原作者の選んだ声優に外れは無い”
  • 鳥嶋和彦と桂正和『電影少女』ができるまでを語る

    鳥嶋和彦さんと桂正和さんが2023年7月31日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中で『電影少女』ができるまでの道のりを話していました。 (Naz Chris)じゃあ、それこそ桂先生がその『ウイングマン』とかを書いていて。その後に「ラブコメというか恋愛物を書いたら?」っていうアドバイスは鳥嶋さんからですよね。 (鳥嶋和彦)っていうかね、僕の手を離れて、他の担当になってしばらくしたんだけど。見ていてね、全く人気もないし、書いてる漫画が面白くないし、人も楽しそうに書いてる感じがしなかったんで。で、副編になったんですよ。で、なった時に「桂をどう生かすか?」ってなって。もうね、このままじゃ使えないっていうのは見え見えだから。ただ、僕の感覚からするともう1回、書けるだけのものを持ってるはずなのよ。それで「打ち合わせしよう」って言って会って話したら、空っぽだってことがわかった

    鳥嶋和彦と桂正和『電影少女』ができるまでを語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/08
    “鳥嶋「話したら、空っぽだ。何を投げてもスルーされる。漫画を作れないのは当然だな。映画を見ろって。週1回、会って雑談。バカ話で、彼に興味とか動くものがあって反応が返ってきたら潜在能力を引っ張り出せる”
  • 鳥嶋和彦と桂正和 鳥山明を語る

    鳥嶋和彦さんと桂正和さんが2023年7月31日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中で鳥山明さんについて話していました。 (Naz Chris)でも桂先生が漫画家として活動していく上で、鳥山先生との出会いとか、親睦を深めたことは結構いろんなことに影響したってお聞きしたんですけど。 (桂正和)ええと、鳥嶋さんのおかげもあるんだけど。意外とね、だから『ウイングマン』とか、売れたんですよ。めっちゃ売れたんですよね。で、たぶん俺は鳥山さんとか鳥嶋さんに会ってなかったら、めっちゃ天狗になっていたと思うんですよ。勘違い野郎に。でも鳥山さんって当に、なんだろうな? あんだけ大物なのに、すげえ普通の人なんですよ。そこの人柄というか、そこは僕はずっと尊敬していて。で、話すこともほとんど、僕らは漫画に興味ないから、漫画の話なんてしていなくて。 (鳥嶋和彦)フフフ(笑)。してないだろう

    鳥嶋和彦と桂正和 鳥山明を語る
    yarumato
    yarumato 2024/03/08
    “桂正和「鳥山とか鳥嶋に会ってなければ、売れたんで天狗になっていただろう。鳥山は大物なのに普通の人の人柄で尊敬。僕らは漫画に興味ないから、漫画の話していなくて。毎晩のように6時間以上電話”