トップランナーのルーツと今に迫る「漫画家のまんなか。」シリーズ。 今回は、『エリア88』『砂の薔薇 デザート・ローズ』などの人気作を描いた、ミリタリー・アクションの巨匠・新谷かおる先生にお話をうかがいます。 2024年5月31日、ガン・アクションの名場面を集めた新刊画集『新谷かおるコンバットグラフィティ 著者が語るビジュアルガイド』(玄光社)を刊行した新谷かおる先生。現在は、書籍の出版活動の他に、電子書籍コミックの原作執筆も手掛けられています。 少年時代の思い出から近年の創作活動まで、幅広く語っていただきました。 ▼新谷かおる 1951年、大阪府豊中市生まれ。72年に「りぼん」漫画賞佳作に入選し、73年同誌4月大増刊号に『吸血鬼はおいや?』を発表してデビューする。同年2月、漫画家の佐伯かよのと結婚、3月に松本零士の零時社に入社する。77年に、「月刊プレイコミック」に「戦場ロマン・シリーズ」