フォルクスワーゲングループジャパンとポルシェジャパンは国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのはアウディの「e-tron GT」とポルシェの「タイカン」で、どちらも電気自動車だ。 フォルクスワーゲングループジャパンとポルシェジャパンは2023年11月30日、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのはアウディの「e-tron GT」とポルシェの「タイカン」で、どちらも電気自動車(EV)だ。 両モデルの駆動用バッテリーは製造工程でのシーラント塗布量が不十分なため、バッテリーの密閉性が不完全なものがあるという。バッテリーに水分が浸入するとバッテリーの絶縁抵抗が低下してアーク放電が発生、最悪の場合は熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがあるとしている。 全車両を対象に駆動用バッテリーのシーリングの密閉性試験を行い、必要な場合はバッテリーを対策品と交換する。 リコール対象となるタ