文 瀧波わか ワーママ3年目で育児にも慣れてきた頃、仕事でキャリアアップのチャンスが巡ってきたという瀧波わかさん。しかし、このチャンスを逃すまいと仕事にまい進していた最中、かつてない育児のピンチがやってきます。そしてそれはやがて、夫婦のピンチに。 予期せぬ事態を乗り越えるために大切だったことは? この時の経験を振り返っていただきました。 「産後の働き方」は妻の問題ではなく、家族の重要事項 夫婦ともに30歳の時に、娘が誕生した。 里帰り出産をせずに、夫と二人三脚で初めての育児をスタート。その中で、熱心に話し合ったテーマの1つが「産後の働き方」だった。 真っ先に話題に上がったのは、保育園の問題だ。7月生まれの娘を0歳4月入園させるには、まだ歩けも話せもしないであろう生後8カ月で預けることになる。夫は「それは早過ぎる」と言った。 しかし私たちが住んでいるのは、都内の保活激戦区。0歳4月入園を見送