宇宙飛行士は運動不足で便秘になりやすいが、おなかの調子を整える効果がある乳酸菌を繰り返し取ることで、「大きく改善するはず」(同社)と期待している。 すでに宇宙航空研究開発機構(JAXA)に実験を申請しており、菌を生かしたまま宇宙に届ける技術の開発を進める。実験は、日米露など15か国が共同利用する国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で行われる可能性がある。 宇宙空間は地上より放射線が多く、宇宙飛行士は免疫力が低下する可能性が指摘されている。乳酸菌は免疫力を活性化する効果もあるとされるため、宇宙空間でも有効かどうかも調べる。