お勤めの方は、平日の昼食に誰と食事をしているだろうか。職場の同僚とともにという人、上司と営業先で2人でという人、あるいは1人でという人・・・。“昼食の人事”はさまざまだ。 NTTコムリサーチが2012年に20代以上の人に実施した調査では、平日の昼食は「1人で」という回答が約半分で、「同僚・上司とともに」が約3割だったという。 1人でとる食事は「孤食」とよばれ、ほかの人ととる食事は「共食」とよばれる。これらの言葉があるのは、それだけ人びとが「誰とどう食事をするか」に関心がある現れともいえるだろう。 孤食は気楽だけれどちょっとさびしい。かといって共食はさびしくないけれど話しながら食べるのはちょっとたいへん。そんなことを日々感じている人もいるのではないか。 そんな孤食や共食の最中に、人が具体的にどんな行動をとっているかを分析している研究者がいると知って話を聞くことにした。応じてくれたのは、東京電