横浜みなと博物館(横浜市西区みなとみらい2)はみなとみらい21地区周辺で10月19日、「横浜みなとロケ地散歩」を開催する。 横浜港は開港以来、多くの歌や映画、小説の舞台として取り上げられてきた。横浜みなとロケ地散歩は、同館で企画展「歌・映画・小説の中の横浜港」が開催された2010年にスタートし、今年で3回目を迎える。 当日は、美空ひばり主演「悲しき口笛」(松竹、1949年)、石原裕次郎主演「俺は待ってるぜ」(日活、1957年)、松田優作主演「ヨコハマBJブルース」(東映、1981年)、怪獣の決戦の地がランドマークタワー建設中のみなとみらい21地区であった「ゴジラVSモスラ」(東宝、1992年)、「あぶない刑事」(東映、1987年)、「恋と花火と観覧車」(松竹、1997年)など、多くの映画の舞台になった横浜港周辺の映画ロケ地を横浜みなと博物館の学芸員の案内でまわる。 コースは、横浜みなと博物
「官から民へ」をスローガンに、小泉純一郎元首相の肝いりで二〇〇三年に導入された指定管理者制度。全国最大規模の導入実績を誇る横浜市は、全国でも先進自治体だ。多くの施設で契約の更新時期を迎えているが、積極的な民営化路線に変化の兆しも見える。美術館や博物館などの文化施設では、非公募に切り替えたり、既存の外郭団体に管理を戻したりするケースが増えている。 (中沢誠) 横浜市は市議会の十二月定例会に、「横浜美術館」(西区)の指定管理者の契約更新の議案を提出した。管理者の選定を公募から非公募とし、外郭団体と民間企業二社との共同管理だった契約を元の外郭団体単独に変更。契約期間も五年から十年に延ばすというものだ。 横浜市の場合、指定管理者制度導入にあたり、当時市長だった中田宏氏が、市民サービス向上とコスト削減から、市の公共施設の管理者を原則公募とする方針を打ち出した。文化施設にまで対象を広げたことは、全国で
10月27日、箱根にあるさまざまな美術品を展示していることで知られる『ポーラ美術館』が1日かぎりの「ナイトミュージアム」を開催した。 ポーラ美術館は箱根の山にあるため、展示品以外でも普段から美しい風景を楽しむことで知られているのだが、いつもは入れない夜の美術館はより幻想的なムードを見せていたのだ。 美術館の外は紅葉し始めた木々をライトが照らし、色とりどりのまるで絵画の世界に入り込んでしまったかのような錯覚を覚える。 また、館内はプロジェクターでハロウィンの世界を演出。いつもは落ち着いた雰囲気の受付やエスカレーターの前は一変してムード満点に…。 展示室は撮影することができないので言葉で説明するしかないのだが、こちらは普段と変わらずいつもどおり。だが絵画や調度品の美しさを見せるには、特別なことをしないほうがより分かりやすいのだろう。 ほかにも絵画に描かれた人物の格好をした人たちが館内におり、よ
この度の「令和6年能登半島地震」によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、 そのご家族や被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 また、皆様の安全と被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
障害のある人をはじめ、より多くの人に美術を楽しんでもらうための事業が、横浜美術館(横浜市西区)で行われている。視覚障害者を対象にした鑑賞会を開き、障害のある人とない人が、対話しながら作品を見るための「鑑賞サポートシート」も作成。事業の成果を基に、全ての人に開かれた場にするための取り組みを続けている。 6月に開催された「マックス・エルンスト展」で、視覚に障害のある人とない人によるワークショップが開かれた。3人1組で展示会場を回り、「光が差し込んでいる感じ」「立体感を感じる」など、描かれている絵やその印象を互いに語りながら鑑賞。作品制作も行った。参加した先天性弱視の小沢繁之さん(62)は、鑑賞会には何度も参加しているが、制作体験は初めて。「実技は視覚障害者にとって有効な手段。作品が見えなくてもイメージできるし、作者の考えも理解できる」と声を弾ませた。 同美術館は、視覚障害者に関連した取り組
平塚市博物館が7月21日から、市制80周年記念夏期特別展「レンズが見たひらつか―あの日、あの場所、あのくらし」を開催し、市民から寄せられた昔の写真300点を紹介する。 展示される古写真は、明治時代から市博物館の開館した1976年(昭和51年)の前年まで、高度成長期を中心に市域周辺で撮影されたもの。 歴史や暮らし、自然の変遷を物語る風景写真をはじめ、大規模開発による景観の変化の比較写真、市政や地域の歴史的出来事を伝える写真などが並べられるという。 特別展の期間中、展示解説も行われる。日程は【1】8月4日・午後3時〜4時、【2】8月23日・午後6時〜7時、【3】9月2日・午後3時〜4時。参加自由。 展示会に関連し、博物館の学芸員が古写真を読み解く全3回の講演会も、同館講堂で開かれる。参加自由で、各回定員80人。内容と日時は次のとおり。 ▽「古写真で見るひらつかの歴史」/8月11日・午後2時〜3
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く