神戸市と言えば、異人館に代表されるエキゾチックな雰囲気で人気の観光地で、六甲山から港の近くまで南北に渡ってオシャレな店やレストランが点在している。しかし中心市街地には、まるで昭和で時間が止まってしまったような商店街もある。それがJRの高架下に設けられた、通称「高架下」だ。 JR「元町駅」以西がディープ! 日本各地には、高架鉄道の下の空間を店舗などに利用しているところは多くある。中でも神戸の高架下が特別なのは、中央にある細い通路を挟んで間口1~2メートルほどの店が、JR・三ノ宮駅西口からJR・神戸駅まで、途中にはJR・元町駅も挟んでおよそ1.5キロも続いている点である。 現在、神戸市の中心になっているのはJR・三ノ宮駅からJR・元町駅辺り。実は、両駅は500メートルほどしか離れておらず、その500メートルの間にいろいろな店が集積している。両駅の間の高架下(ピアザ神戸)にも、アクセサリーや靴な