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生糸の原料となる繭の生産効率を飛躍的に向上させたとされ、今も全国で使われている養蚕器具「回転まぶし」は、甲斐市の養蚕家による大正末期の発明品だったことが中央市豊富郷土資料館の調査で判明した。 富岡製糸場(群馬県)が来月にも世界文化遺産に登録される見通しとなる中、同資料館は「山梨を含めた全国の養蚕農家の努力が日本の産業発展につながったということを知ってほしい」と話している。 回転まぶしは、養蚕農家が天井につるして使う箱形の道具で、ボール紙を組み合わせてできた蜂の巣状の小部屋に蚕が1匹ずつ入り、繭を作る。 より高い位置の小部屋を探して這(は)い上がろうとする蚕の習性を利用し、蚕たちの重みで外枠が自動で回転するつくりになっている。 平面に置いた枝やわらで小部屋を作った以前の方法に比べ、蚕を収容したり、繭を収穫したりする農家の手作業が大幅に減ったとされる。 一般財団法人「大日本蚕糸会」(東京)は「
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