留学生を通じて街の魅力を世界に発信しようと、犬山市と名古屋経済大(同市)などが、留学生に「犬山紹介ビデオ」を制作してもらう企画に取り組んでいる。外国人の目線でPRし、インターネットを介して広める試みだ。 紹介ビデオは、同大の留学生がスマートフォンなどの動画機能を使って制作する。「犬山のいいところ」をテーマに自ら企画、撮影、編集する。1本30秒以内で、母国語で説明することなどが条件。完成した映像はフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に掲載し、母国の家族や友人に見てもらい、海外に広く犬山をアピールするのが狙いだ。 これまで観光と縁のなかった人や団体などと協力して観光産業の裾野を広げようと、市が今年度から始めた「観光×○○」事業の第一弾。「観光×留学生」は、国の地方創生交付金を活用し、市、大学、観光協会が連携して実現した。 昨年11~12月に作品を募集… この記事