読書週間(9日まで)が始まった。とはいえ、毎年8万点前後も出版される中から、自分に合った本を選ぶのは難しい。そこで、図書館がどのように購入する本を選んでいるのか聞いてみた。 仙台市に7館ある仙台市図書館。1冊2500円以上の本については、担当者が話し合って選んでいる。 5館の担当司書が毎月2回、青葉区の市民図書館に集合。「税金の知識」「アニメーション歴史事典」……。棚に並んだあらゆる分野の新刊書を1冊ずつ手にとり、全員が目を通す。多い時は対象の本が900冊前後もあり、1冊に費やせるのは、せいぜい1分だ。 利用者から寄せられた購入希望や書評欄の評価を参考に判断する。市民図書館司書で共同選書を担当する今田雄さんは「たくさん借りてもらえればうれしいが、利用は少なくても図書館として欠かせない本もある」と難しさを説明する。 2500円以下については、各館で毎週1回、選んでいる。こうして同市の図書館は
国会図書館の絶版本、公共図書館に配信へ 文化庁方針2011年4月27日 国立国会図書館の蔵書のうち絶版などで入手が困難な出版物について、文化庁は著作権法を改正し、同館が著作権者の許諾を得ずに電子データを公立や大学の図書館に配信し閲覧できるようにする方針を固めた。27日に開かれる作家や出版社、図書館団体などによる検討会議に案を示す。 配信対象となるのは、相当の期間重版されていないなどで市場で入手が困難な出版物。ただし、同時に閲覧できる人数は国会図書館が所蔵する冊数と同数までとし、印刷は認めない。再版が決まった場合などは、作家らの申し出により対象から外せるようにする。 国会図書館は、蔵書の劣化防止対策で1968年までに刊行された出版物約90万冊を電子化し、画像データを保存。このうち著作権が切れているものなど明治・大正期の17万冊については同図書館のホームページで画像データを公開している。文化庁
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