大奧はテレビドラマになるほど人気のあるテーマですが、イメージが先行しており、必ずしも実態が正確に伝わっているとはいえません。 この講座では、確実な史料に基づいて、大奧に生きた女性の生き方や役割を、徳川林政史研究所の気鋭の研究者が説き明かします。
大奧はテレビドラマになるほど人気のあるテーマですが、イメージが先行しており、必ずしも実態が正確に伝わっているとはいえません。 この講座では、確実な史料に基づいて、大奧に生きた女性の生き方や役割を、徳川林政史研究所の気鋭の研究者が説き明かします。
検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔 戦前の日本では、中央官庁の一つであった内務省が出版物の検閲を行っており、全国で出版されたさまざまな書物が内務省に納本されていました。それらの書物を手に取って発売頒布の可否を決定していたのが、警保局図書課の検閲官たちです。 近年、出版検閲に関する研究が進み、制度としての側面は徐々に明らかになってきた一方で、個々の検閲官についての研究はほとんど報告されていません。それは、資料がそもそも少なく、また、彼らがどのような人生を送っていたのか、『出版警察報』などの内部文書からではわからないためです。 今回の展示では、新発見の資料とこれまで断片的に存在していた情報をつなぎ合わせることで、検閲官の実像に迫ります。図書課の人員体制や業務分担など、検閲官の全体像をパネルで解説し、関連する書籍を展示・貸出します。また、4人の検閲官をとりあげ、仕事内容や異動・昇進な
業務資料からみる千代田図書館の歴史展 関東大震災前後の東京市立図書館 明治20年、千代田図書館の前身である大日本教育会附属書籍館(しょじゃくかん)が、現在の千代田区一ッ橋に開館しました。その後、現在の千代田図書館となるまでの約130年の間には、東京市、千代田区への運営母体の変化や、幾度かの館名変更がありましたが、いつの時代も子どもから大人まで多くの人々に利用されてきました。 この展示では、千代田図書館に残る大正から昭和初期の業務日誌や写真などを通して、東京市立だった頃の千代田図書館について前期・後期にわけて紹介します。当時の業務資料や記録からは、皆さんの利用している公共図書館とは異なる図書館の姿が見えてきます。公共図書館の歴史の一場面をご覧ください。 「一橋・駿河台図書館業務資料」詳細ページ 【前期】一橋図書館と震災 2015年10月26日~12月15日 震災前後の東京市立一橋ひとつばし図
1 平成 22 年 3 月1日作成 平成 23 年 9 月 1 日改訂 パスファインダーとは、あるトピックについて調べるときに役立つ資料やツールを紹介した 「情報探索の道しるべ」です。 ◎ 戦前の日本では、出版法・新聞紙法などの法令に基づき、主に内務省を所管官庁として、あらゆる出版物 が検閲を受けていました。このパスファインダーでは、千代田図書館の蔵書を中心に、戦前日本の出版物検閲 制度について知るための情報源を紹介します。 1.【情報探索のキーワード】 ◎ 効率的な情報検索には、適切なキーワードが重要です。 調べたい事項から類推されるキーワードを、様々に組み合わせて検索します。 柔軟に発想し、各キーワードの同義語・類義語にも目を配ると効果的です。 Ex. 戦前日本の出版物検閲に関するキーワード 2.【基本的な情報源】 ◎ 意味が分からない言葉が出てきたときやキーワードを探したいときは、
「検閲の基準 ―発禁になった本、ならなかった本―」 会期:2012年12月24日(月)~2013年3月17日(日) ミニ展示 「奥付と検閲と著作権」 展示アーカイブ [PDF 1,078KB] 会期:2012年12月24日(月)~2013年3月17日(日) 「奥付―誰が何のために―」講師:浅岡邦雄氏/ 2013年1月30日(水) 講演録 [PDF 1,627KB] 「出版検閲と伏字記号」講師:牧義之氏/2013年2月15日(金) 「出版検閲研究の最前線」講師:浅岡邦雄氏・安野一之氏/2013年3月1日(金) 2011年度 ミニ展示 「出版検閲へのアプローチ」 会期:2011年6月27日(月)~8月27日(土) 戦前期の日本では、内務省があらゆる出版物の検閲を行っていました。その実態を解明する上で、千代田図書館が所蔵する内務省委託本は、きわめて貴重な資料です。このミニ展示では内務省委託本の特
1 『〈著者〉の出版史』奥付 2009(平成 21)年刊 千代田図書館蔵 本の最後に付されている「奥付」には、発行年月日、著者名、発行者名、発行者の住所、印刷 製本所名などが列記されています。江戸時代の和本に発祥し、明治 26 年からは出版法によって 記載が義務付けられていた奥付。その目的は時代によって異なりますが、いずれも出版にまつわる 法律や本に関わる人びとの権利と深く関わって いました。 出版検閲との関係や、版権や印税の契約など 奥付から読み取ることができる情報について、時代 を追って解説します。 はじまりは享保の御触書 江戸時代 著者名や発行年などについて書物の巻頭や巻末に記載することは、日本では古くからみられ ます。慣習として書物に記載されてきた著者名や版元名を、法令として記載するよう定めたのは、 享保 7 年に南町奉行・大岡越前守忠相が発した御触書が最初でした。この御触書では
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