広告でFacebookとGoogleの2強の独占が強まるなか、印刷カタログは過去の遺物だと見限られがちだ。しかし、eコマース頼みの小売業者も、見込み客を捕まえたり既存客のロイヤルティを維持したりするのに、カタログを展開するところが増えている。 家具やホームグッズを販売するウェイフェア(Wayfair)は、13年前の設立以来、オンライン販売のみの会社だ。テクロノジー優先のアプローチが自慢であり、まるでデザイナーが内装を手がけたかのような没入体験を作り出す、拡張現実(AR)に投資をしている。 しかし、イノベーションに投資をする一方で、明らかによりアナログなものにも広告費を投じている。それは、印刷カタログだ。はがきやミニカタログといった大量のダイレクトメールのほかに、印刷カタログも送付しているのだ。 「カタログは、実体感のある豊かな買い物体験を顧客にもたらす、素晴らしい機会だ」と語ったのは、ウェ
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