三重県の県立高校で襟足などの一部を刈り上げるいわゆる「ツーブロック」の髪型を禁止する校則が、今年度からすべて廃止されたにもかかわらず、6校が「ツーブロック」の生徒に短髪にするよう指導を続けていたことが県教育委員会への取材でわかりました。 三重県教育委員会は、これまで不合理な校則や指導を生徒の人権に配慮し社会の状況などに合わせて見直すよう県立高校に求めてきました。 こうした中、今年度からいわゆる「ツーブロック」と呼ばれる髪型を禁止する記述がすべての県立高校の校則から削除されましたが、6校で「ツーブロック」の生徒に髪を短く切るよう指導を続けていたことが県教育委員会への取材でわかりました。 6校は「就職試験の際に不利」「エスカレートして極端な髪型になる懸念がある」などとして指導していたということです。 三重県教育委員会の生徒指導課は「校則を変えただけにとどまり、学校と目的やねらいを共有するまでに
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