XOR連結リスト(英: XOR linked list)は、プログラミングにおけるデータ構造の一種。ビット毎の排他的論理和 (XOR) の特徴を生かして、双方向連結リストに必要なメモリ量を削減する。なお、以下ではXOR演算を ⊕ と記述する。 通常の双方向連結リストは、リスト上の前後のノードのアドレスを各ノードに格納する。従って、アドレス格納フィールドを2つ必要とする。 ... A B C D E ... –> next –> next –> next –> <– prev <– prev <– prev <– XOR連結リストでは、同じ情報を1つのアドレスフィールドに圧縮する。このとき、"prev" と "next" のアドレスについてビット毎のXOR演算を行った値をそのフィールドに格納する。 ... A B C D E ... <–> A⊕C <-> B⊕D <-> C⊕E <-> こ