Facebook Messageで使われたり、LINEのストレージで使われたり、と事例も多く出てきているHBase(Bは大文字。これ重要)ですが、個人的に少し興味も湧いてきたのでちょっと調べてます。HBaseはLog-Structured Merge-tree (LSM-tree)というアーキテクチャを使っており大量データの書き込みに最適化されています。なので大量の書き込みがあり読み込みは直近のもののみというメッセージ系アプリに向いているんだと思います。 そういえば半額に釣られてManning | HBase in Actionも買ってしまいました。 この本の4章のRow Keyの設計についての話があってそれがちょっと面白かったので関連してRow Keyについて少し書いてみます。 まずHBaseはカラム指向のデータベースと呼ばれますがデータモデルは多次元ソートマップです。 図解すると下記の